【AJCC】骨折明け、約1年ぶり実戦のシャケトラが重賞2勝目!角居師が復帰後初V

シャケトラ

1月20日(日)、1回中山7日目11Rで第60回アメリカジョッキーC(G2)(芝2200m)が行なわれ、石橋脩騎手騎乗の7番人気・シャケトラ(牡6、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:13.7(良)。

2着にはアタマ差で1番人気・フィエールマン(牡4、美浦・手塚厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・メートルダール(牡6、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。

ペースを握ったのはステイインシアトル。これにジェネラーレウーノ、ミライヘノツバサ、ダンビュライトと先行勢が続く。これを見ながらシャケトラ、マイネルミラノ、フィエールマンが中団を形成。そしてメートルダール、サクラアンプルール、アクションスター、ショウナンバッハが後方集団。
1000m62.2秒とスローペースで、流れが早くなったのは残り800m付近から。依然としてステイインシアトルが先頭で、その外からジェネラーレウーノ、シャケトラ、メートルダールが迫り、フィエールマンもその直後でスペースを伺う。直線に入ると、先に抜け出したのがシャケトラで、外のフィエールマン、メートルダールの追い比べ。最後までしぶとく伸びたシャケトラが押し切った。

1着 シャケトラ(石橋騎手)
「いいチャンスをいただけました。先生からは身体はできていると聞いていましたし、勝つイメージで乗りました。4コーナーからも素晴らしい動きでしたし、手前を変えてからいい伸びを見せてくれました。いい馬と聞いていたので楽しみにしていましたが、1年ぶりでこの競馬は能力がありますね。この先楽しみです」

勝ったシャケトラは、3歳6月の未勝利戦で初勝利を挙げ、翌17年の日経新春杯(G2)で2着、続く日経賞(G2)で重賞初勝利。以降のG1では馬券圏内こそなかったが、宝塚記念4着、有馬記念6着など力を見せていた。18年春に骨折が判明し、結果的に1年以上も実戦から遠ざかっていた。馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム

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  • シャケトラ
  • (牡6、栗東・角居厩舎)
  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:サマーハ
  • 母父:Singspiel
  • 通算成績:12戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 19年アメリカJCC(G2)
  • 17年日経賞(G2)

シャケトラ
シャケトラ

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