【新馬チェック】牡馬に快勝の良血ディープ牝馬・クールウォーターは星3つ!

クールウォーター

牡馬を相手に快勝したクールウォーター

◆1月20日(日)1回中京2日目5R 3歳新馬(芝2000m)
クールウォーター(牝3、美浦・堀厩舎)藤岡康騎手
父:ディープインパクト
母:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
レース評価:★★★☆☆

兄にレパードSを制したボレアス、弥生賞を制したカミノタサハラがいる良血馬。418キロと兄姉に比べて小さいが、直線で追い出されると坂を苦にせず、最後までしっかり伸び、ラストは抑える余裕を見せる完勝であった。

兄姉もそうだが新馬戦から走れる血統で、仕上がりも良かったのだろう。走りだけ見れば将来有望だが、課題は馬体重。小柄な馬体が今後どこまで成長するかがカギになりそうだ。雨が降って力のいる馬場をこなせたのは今後に向けて大きな収穫だろう。

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◆1月20日(日)1回中山7日目6R 3歳新馬(芝1600m)
ミッキーフォンテン(牝3、美浦・菊沢厩舎)菊沢騎手
父:ディープインパクト
母:ブロームフォンテン
母父:Cape Cross
レース評価:★★☆☆☆

道中は中団で運ぶと、直線で馬群を捌きながらよく伸びて1着。410キロと小柄な馬体ながらしぶとく伸びた点は評価に値する。騎乗した菊沢一樹騎手も「追い切りの感触が良く、レベルが高いと感じていました」とその素質を評価する。

ただ全兄は能力はあるものの気難しい面を見せるトライブキング。菊沢騎手は「課題のスタートをうまく切れて、道中の折り合いはスムーズでした」と語るが、使っていって気難しい面を出さなければ、というところだろう。上がりの掛かるレースだっただけに、今後スローペースから切れ味勝負になった時に不安は残している。

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◆1月20日(日)1回京都7日目6R 3歳新馬(芝1600m)
アンドラステ(牝3、栗東・中内田厩舎)中井騎手
父:オルフェーヴル
母:ヴァリディオル
母父:Dynaformer
レース評価:★★☆☆☆

好スタートからハナを切ると、前半3F36.2秒の緩いペースに持ち込 み、直線で突き放して同馬主のシルヴァーソニックに4馬身差を付ける圧勝劇を見せた。スピードのある馬で、距離もちょうど良さそうなレース振りであった。

ただ道中スローペースに持ち込めたからこそ、ラスト3Fを12.1-11.9-11.6秒にまとめられた感もあり、マイペースで行かせてもらえたのも大きかったように映る。この先控える競馬になった場合はどうだろうか。祖母ヴァレラはドイツの重賞勝ち馬で、今週京都芝と相性の良かったモンズンの仔。血統と馬場がマッチしていた可能性もあり、速い馬場になった時も課題だろう。

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ミッキーフォンテン

差し切り勝ちを決めたミッキーフォンテン

アンドラステ

好スタートから逃げ切ったアンドラステ