05年セントライト記念勝ち、キングストレイルが引退

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05年のセントライト記念などを制したキングストレイル(牡8、美浦・藤沢和厩舎)が、10年4月7日(水)付けで競走馬登録を抹消される事となった。 同馬は安平のノーザンファームで繁養される予定だが、用途については未定。

キングストレイルは、04年8月にデビュー勝ち。同年には京王杯2歳Sで2着になるなど、早くから安定した成績を残し、10ヶ月ぶりのレースが3歳緒戦となったセントライト記念を快勝して重賞初制覇。
古馬になってからも、京成杯AHで重賞2勝目を挙げると、また、07年のスプリンターズSで4着、08年のオールカマーで2着など、幅広い条件で活躍した。ラストランは今年、3月27日の日経賞(14着)。

同馬の母の兄姉にはマイルCS勝ちのシンコウラブリイや、エプソムC勝ちのタイキマーシャル、ハッピーパスなど、重賞ウィナーが多数いる血統。馬主は(株)サンデーレーシング。
生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「王者の軌跡。ハワイにある道」。JRA獲得賞金は2億7697.7万円(付加賞金含む)

キングストレイル
(牡8、美浦・藤沢和厩舎)
父:サンデーサイレンス
母:サンタフェトレイル
母父:ノーザンテースト
伯母:シンコウラブリイ
通算成績:35戦4勝
重賞勝利:
05年セントライト記念(G2)
07年京成杯オータムハンデ(G3)