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【新馬チェック】良血牝馬テイクザヘルムの末脚一閃!
2019/2/11(月)

中団から鋭く伸びて快勝したテイクザヘルム
テイクザヘルム(牝3、栗東・安田翔厩舎)戸崎圭太騎手
父:ノヴェリスト
母:ヴェラブランカ
レース評価:★★☆☆☆
前半1000m61.0というスローペースの1戦。道中7番手に控えると直線で脚を伸ばし、2着ボマイェに1馬身半差つけて押し切った。追って味があり、父ノヴェリストらしい重さはなかった。「直線でも手前を替えたりしていて体の緩さは感じましたが、新馬戦としては良いレースセンスを見せてくれたと思います」と騎乗した戸崎圭太騎手が振り返るように、センスの高さを感じさせる勝ち方であった。
母の兄弟にはオークスを制したトールポピー、秋華賞を制したアヴェンチュラ、重賞3勝フサイチホウオーがいる良血。兄姉は中央競馬で勝ち上がることはできなかったが、5番子にしてついに勝利を挙げた。今の東京の芝は上がりが速くなりやすく、スローペースだったことを考えると、上がりが少し物足りない面は残る。2戦目で真価を問われてくるだろう。
2月10日(日)2回京都6日目6R 3歳新馬(芝2000m)
メイショウハナグシ(牝3、栗東・飯田祐厩舎) 池添謙一騎手
父:ブラックタイド
母:メイショウガザニア
レース評価:★★★☆☆
道中外めの5番手で追走すると、4コーナーで早めに逃げたハクサンカイザーを競り落としにいき、後続を抑えて1着。スローペースで勝ち時計は速くはないものの、長く脚を使えるところを見せた。
母メイショウガザニアは中央競馬では未勝利に終わったものの、半妹にあたるメイショウマンボはオークス、秋華賞、エリザベス女王杯とG1を3勝した名牝。メイショウマンボも荒れた馬場は苦にしなかったが、姪の本馬も荒れた馬場をまるで苦にせず走っていた。牝馬ながらパワーもあり、距離も持つことから、オークス路線の隠し玉候補になりうるかもしれない。

しぶとく伸びて牡馬を撃破したメイショウハナグシ
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