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【新馬チェック】秋華賞2着ミッキーチャームの全弟ダノンバリアント秋が楽しみ
2019/2/17(日)
モタつきながらもラスト一気に差し切ったダノンバリアント
ダノンバリアント(牡3、栗東・高野厩舎) 川田将雅騎手
父:ディープインパクト
母:リップルスメイド
レース評価:★★★☆☆
前半1000m62.3秒というスローペースを外から進出し、最後までしぶとく伸びて前を行く馬たちを差し切った。3コーナーでモタモタすると、4コーナーで2着馬が外に張り出した影響もあり更に外を回されたが、最後100mで一気に伸びたように随所に素質を感じさせるレースぶりであった。
母リップルスメイドは現役時代スプリンターで英国でリステッド競走を勝っている。全姉ミッキーチャームは昨年の秋華賞2着馬。姉も初勝利は7月の函館と遅かったが、そこから3連勝で秋華賞に駒を進めたように、弟もまだ素質だけで走っている状態。良くなってくるのは3歳夏以降ではないか。母父がダンジグ系のディープインパクト産駒はジェンティルドンナを始め活躍馬多数の相性いい組み合わせ。即活躍とは言わないまでも、じっくり育てれば面白い存在になってくるだろう。
2月17日1回東京8日目5R 3歳新馬(芝1800m)
アイリスフィール(牝3、美浦・相沢厩舎) 津村明秀騎手
父:ハービンジャー
母:シルクアイリス
レース評価:★★☆☆☆
前半1000m64.4秒というスローペースを4コーナー2番手から押し切る競馬センスが光った。騎乗した津村騎手は「追い切りに乗って期待していました。抜け出した後は物見をしていましたが、初めての競馬なので仕方ないですね。ラストはよく我慢してくれました。まだ伸びしろがありますし、楽しみです」とコメント。物見をしながら2着に1馬身以上付けただけに、完勝と言っていいだろう。 祖母マルカアイリスが芝1200mの小倉3歳Sを制しているファミリーで、そこにディープインパクト、ハービンジャーを重ねたことで距離が持つようになっている。物見しながらもまだ余裕があったところを見る限り、距離は2000m以上でも大丈夫そうだ。東京のスロー戦ということもあり昇級戦がどうかだが、素材は上のクラスでも通用するものを感じさせる。
番手から抜け出すセンスの高さを見せたアイリスフィール
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