【日経賞】魅せたユタカマジック!メイショウテッコン逃走V!

メイショウテッコン

3月23日(土)、3回中山1日目11Rで第67回日経賞(G2)(芝2500m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の3番人気・メイショウテッコン(牡4、栗東・高橋忠厩舎)がスタート後ハナを切ると、道中マイペースに持ち込み、最後まで脚衰えずそのまま押し切り優勝した。勝ちタイムは2:34.2(稍重)。

2着には1馬身1/4差で早めに動いた1番人気・エタリオウ(牡4、栗東・友道厩舎)、3着には1馬身1/4差で内から伸びた4番人気・サクラアンプルール(牡8、美浦・金成厩舎)が続いて入線した。

勝ったメイショウテッコンは父マンハッタンカフェ、母エーシンベロシティ、母の父レモンドロップキッドという血統。昨年ラジオNIKKEI賞で初重賞勝ちを果たしたが、ここ2走は14着、9着と敗れていた。今回は前走の課題であったゲート難を練習で克服、主導権を握って見事逃げ切った。馬主は松本好雄、生産者は新ひだか町の下屋敷牧場

1着 メイショウテッコン(武豊騎手)
「ゲートの中で暴れるところがあってスタートが上手ではありませんが、厩舎サイドがしっかりゲート練習をしてくれたおかげで問題なく出られました。1番枠でしたし、これだけしっかり出られればハナを切ろうと思っていました。エタリオウがきたときに合わせてペースを上げた感じですが、終始手応えが良かったですし最後までしっかり走ってくれました。この後更に良くなってくると思います」

2着 エタリオウ(M.デムーロ騎手)
「残念ですが、上手くいったと思います。いつもより最初のコーナーでハミを噛んでいましたが、その後は折り合いがつきました。ペースが遅くて徐々にポジションを上げていきましたが、ハナの馬が楽をしていましたからね。最後は久々の分もありますし、直線で苦しくなってしまいました」

3着 サクラアンプルール(金成調教師)
「スタートが良かったですし、ロスなく良い位置で流れに乗れたと思います。展開の差で負けはしましたが、アンプルールは気分良く走れていたのではないか、と思います。この後は馬の状態を見ながら予定を決めていきます」

4着 ハッピーグリン(服部茂騎手)
「無理に下げず、出たなりであの位置から運びました。1800では少し忙しい感じがするので、距離は2000からこのくらいが合うと思います。よく頑張ってくれました」

5着 ゴーフォザサミット(石橋騎手)
「調教で乗せてもらって、ゲート練習でソワソワしていたのでその辺りは気がかりでしたが、競馬では落ち着いていました。馬場や枠を考えて、出していければと思っていましたし競馬の形としては良かったと思います。コントロールがきくので、控えることもできました。最後は久々の影響もあったかもしれませんし、能力があるのでこなせますが馬場が悪い影響もあったのかもしれません。ただやはり素質を感じましたし、良い馬に乗せてもらいました」

6着 ルックトゥワイス(戸崎騎手)
「今日はペースが遅かったにしても、いつもは道中にもっとリラックスして走れる馬なんですけどね。ハミが抜けない感じでしたし、それが影響したかと思います」

7着 クリンチャー(三浦騎手)
「スタートを出た後の反応が良かったですけど、その後は落ち着いてリラックスして走れていました。良い頃の雰囲気が戻ってきた感じがあります。前に壁を作れれば良かったですけど、外を回っても上手く立ち回れましたし次に向けて良いステップになると思います」

8着 ブラックバゴ(池添騎手)
「ゲートがあまり速くなくて出遅れましたが、出していくとかかりますし何もしないと進まない難しさがあるので、その辺りを考えて乗りました。メンコを着けた効果はありましたが、距離2500では折り合い重視になりますし2000くらいの方が良さそうです」

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  • メイショウテッコン
  • (牡4、栗東・高橋忠厩舎)
  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:エーシンベロシティ
  • 母父:Lemon Drop Kid
  • 通算成績:11戦5勝
  • 重賞勝利:19年日経賞(G2)
  • 18年ラジオNIKKEI賞(G3)

メイショウテッコン
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メイショウテッコン

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