【ニュージーランドT】アガラス、ヴィッテルスバッハら関東馬8頭の最終追い&直前情報まとめ

アガラス

ニュージーランドTへ向けて調整されるアガラス(内)

3日、ニュージーランドT(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、きさらぎ賞7着のアガラス(牡3、美浦・古賀慎厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.9-51.4-37.3-12.5秒をマークした。

【古賀慎明調教師のコメント】
「前走で口を割っていたことは課題ですが、この中間は改善されてきました。まだ若さがありますが、ここのところ成長が見られてきましたし気性も大人になってきました。追い切りの動きも良いですし、順調に調整できています。今回は初めての中山ですし距離もマイルに短縮するのでその辺りがカギになりますが、ゲート駐立を練習したりコース条件に対応できるように調整していますし、ジョッキーも考えて乗ってくれるので大丈夫だろうと思っています」

●前走、3歳500万下(2/16・東京・芝1600)1着のヴィッテルスバッハ(牡3、美浦・池上和厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.8-52.7-38.6-12.7秒をマークした。

【池上昌和調教師のコメント】
「1週前追い切りでかなり速い時計を出していたので、最終追い切りではそれほどやらなくていいと指示しました。馬なりでも動きは良かったです。前走はスローペースで逃げ残るパターンのなか、よく差し切ってくれました。早めに動いていきましたし、上がり時計以上に脚を使っていたと思います。ここにきて少しずつ中身も入ってきましたね。新馬戦以外はスタートで後手を踏んでいますし正直中山マイルはプラスではありませんが、前走くらいの脚を使ってくれればと思っています。ゲート練習は積んでいるので、普通に出てくれればと思います」

●前走、3歳500万下(3/2・阪神・芝1400)1着のグラナタス(牡3、美浦・鹿戸雄厩舎)は、木幡初也騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.4-39.7-13.3秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「最終追い切りは気分良く走らせました。1戦ごとに体は増えていますが、成長しているということだと思います。前走は力のある相手に勝ってくれましたし、折り合いに関してもだいぶ進境が見られます。以前は真面目過ぎるので短いところを中心に使ってきましたが、今の感じならマイルでもやれるのではないかと思います」

●前走、スプリングステークス14着のコスモカレンドゥラ(牡3、美浦・田中博厩舎)は、丹内祐次騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F55.1-40.6-12.5秒をマークした。

【丹内祐次騎手のコメント】
「最終追い切りは前に1頭置いて追走する形でやりましたが、反応も良かったですし前走のときと比べて気持ちに前向きさが出て上向いています。マイルに短縮するのも向くと思います」

●前走、3歳500万下(3/9・中山・ダ1800)1着のダイシンインディー(牡3、美浦・戸田厩舎)は、武藤雅騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.0-53.1-39.3-13.0秒をマークした。

【武藤雅騎手のコメント】
「1週前追い切りをしっかりやって馬も仕上がっていましたし、最終追い切りは1馬身後ろから馬なりでやって良い動きでした。今回は久し振りの芝がどう出るかですが、芝で走れないとは思いませんし新馬の頃より成長していて仕上がりも良いのですごく楽しみです」

●前走、フィリーズレビュー17着のココフィーユ(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.6-39.1-13.0秒をマークした。

【斎藤誠調教師のコメント】
「前走は雨が降っていて馬場が緩かったことが影響したかと思います。帰厩後も順調にきていますし、前走の疲れは見られません。最終追い切りの動きも良かったですし、テンションも上がらず良い雰囲気です。中山マイルは新馬戦で2着にきていますし、距離もこなせると思います。良馬場でやれればと思っています」

●前走、チューリップ賞8着のアフランシール(牝3、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F51.9-37.5-13.1秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「前走のときは栗東滞在で環境が変わった影響もあったのか追い切りでかかってしまいましたが、今回は慣れた環境で調整できていますし順調にきています。最終追い切りは最後にもう少しスッと伸びれば更に良かったですけど、テンに力むのでこういう形になります。それでも動き自体は問題ありませんし、1週前追い切りを見ると田辺騎手とも手が合いそうです。阪神よりは中山の方が良さそうですし前走は前に行ってもうひとつだったので、今回はジックリ乗れればと思います」

●前走、3歳500万下(3/9・中山・芝1200)1着のホープフルサイン(牡3、美浦・本間厩舎)は、江田照男騎手を背に坂路コースで追われ、4F56.6-41.1-26.6-12.9秒をマークした。

【本間忍調教師のコメント】
「デビュー以来ダートで走っていましたが、母が芝向きだったので前走で芝を使ったのは予定通りの行動です。前走は終いも良い脚を使って良い勝ち方をしてくれたと思います。今回1週前追い切りは逆時計になってしまいましたが、最終追い切りは江田騎手が乗って上手く調整できました。まだ荒削りなところがある辺りが課題ですし、今回はマイルをこなせるかなど試金石の一戦になりますね。母と同じくらい走ってくれれば良いなと思っています」

ヴィッテルスバッハ

ニュージーランドTへ向けて調整されるヴィッテルスバッハ(内)

グラナタス

ニュージーランドTへ向けて調整されるグラナタス

コスモカレンドゥラ

ニュージーランドTへ向けて調整されるコスモカレンドゥラ

ダイシンインディー

ニュージーランドTへ向けて調整されるダイシンインディー

ココフィーユ

ニュージーランドTへ向けて調整されるココフィーユ