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【フローラS】ウィクトーリア、ウインゼノビアら関東馬9頭の最終追い&直前情報まとめ
2019/4/17(水)
フローラSへ向けて調整されるウィクトーリア
17日、フローラS(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
●前走、3歳500万下・牝(2/24・中山・芝1800)1着のウィクトーリア(牝3、美浦・小島茂厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.8-39.6-12.8秒をマークした。
【戸崎圭太騎手のコメント】
「小島先生から最終追い切りについては、最初の位置取りは前でも後ろでもいいと指示されていましたが、前に行けばスイスイ走れるだろうし後ろからの感触を見たかったので後ろから行きました。並びかけるときも速かったですし、手応えも良くて何もしなくてもギアが上がっていく感じでした。
前半が遅い分もあったと思いますが、終いも良い脚を使えていました。折り合いもついて乗りやすかったですし、良い雰囲気のある馬だったのでレースでも期待しています」
●前走、阪神ジュベナイルフィリーズ13着のウインゼノビア(牝3、美浦・青木厩舎)は、松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.3-53.9-39.6-13.1秒をマークした。
【青木孝文調教師のコメント】
「前走も状態は悪くなかったと思いますが、長距離輸送や連戦で積もったものがあったのかもしれません。いつでも頑張ってくれるタイプの馬ですし、こちらがそういうものを見抜けなかったところがあったのかもしれません。
今回は背中からトモにかけての張りが出てきましたし、暖かくなってきててきめんに良くなってきました。中間も順調で最終追い切りの動きも良かったですし、上がりの息もしっかりしています。競馬が上手なので、東京2000でもこなしてくれるのではないかと思っています」
●前走、フラワーC4着のシャドウディーヴァ(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.6-38.1-12.3秒をマークした。
【相田助手のコメント】
「前走は逃げ馬が勝つ展開のなか、格上挑戦を考えれば良い競馬をしてくれたと思います。中山が合わなかったということはありませんが、今回の東京コースの方が相性は良いかと思います。未勝利勝ちをしたときも使いながら馬が良くなっていましたし、今回も入厩してからすぐよりも格段に良くなっていて、あのときと同じ調整パターンできています。
放牧明けでは緩さが目立つ感じですが、今回は競馬を使いつつ体のキレが良くなってきています。1週前追い切りでジョッキーが乗って仕上がっていますし、最終追い切りは相手を前に置いて全体の動きと反応だけ見ました。非常に良い動きでしたし、ここを勝って本番に向かえればと思っています」
●前走、フラワーC5着のジョディー(牝3、美浦・戸田厩舎)は、武藤雅騎手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F68.7-53.5-39.5-11.8秒をマークした。
【戸田博文調教師のコメント】
「前走は1頭強い馬がいてビュンビュン行かれてしまいましたが、番手の競馬だった割りにはよく頑張ってくれたと思いますし、勝ち馬がいなければまた違ったかと思います。この中間も順調にきていますし、良い意味で変わりはありません。
ここのところのいつものパターンで、2週前と1週前追い切りは後ろから行って控える競馬にも対応できるようにして、最終追い切りは馬の気分を良くさせるために前に行かせて相手がきた分反応するように調整しました。ジョッキーも感じが良かったと話していましたし、レースでも自信を持って乗ってもらって前走で乗れなかった鬱憤を晴らしてもらいたいですね。
左回りの東京に替わるのは良いと思いますし、血統的に距離もこなせるのではないかと思っています。あまり速くなり過ぎるのは良くありませんが、これまで多少無理をしてでも行った方が良い競馬ができていますし、今回も持ち味を生かす競馬をしてもらいたいです」
●前走、シンザン記念4着のパッシングスルー(牝3、美浦・黒岩厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F51.8-38.3-12.7秒をマークした。
【黒岩陽一調教師のコメント】
「2週前、1週前追い切りで攻め込めているので、最終追い切りは動きを確かめる程度の内容でした。競馬を使ってきて攻め込んでもオンオフがききますし、競馬でも溜めて伸びる走りができるところがこの馬の良いところです。終いは良い脚を使えるので競馬でのポジションはどこでも気になりませんし、ジックリ乗る形が良いと思います。
もしかすると前走の敗因のひとつが軟らかい馬場だったのではないかと考えていますし、できれば良馬場の方が良いですね。競馬に行けば気持ちが入りますが、この中間は落ち着くべきところでは落ち着けています。前走と比べて体重は少し増えているくらいかと思います。ゆっくり時間をかけて良化を促した分馬が成長していますし、楽しみにしています」
●前走、若竹賞2着のフォークテイル(牝3、美浦・中川厩舎)は、宮崎北斗騎手を背に(レースでは田辺裕信騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F67.4-51.6-38.1-12.5秒をマークした。
【中川公成調教師のコメント】
「最終追い切りは、実戦同様に仕掛けてからモタモタするところはありましたが、追われてからはグンと伸びましたし順調にきています。体の線の細さはありますが、現状ではこのくらいでしょう。折り合いがつくタイプですし、血統的に距離も問題ないと思います」
●前走、3歳500万下・牝(2/24・中山・芝1800)2着のペレ(牝3、美浦・奥村武厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.7-38.4-13.4秒をマークした。
【奥村武調教師のコメント】
「1週前追い切りでジョッキーが乗って長めから追い込んでいますし、これ以上は必要ないので最終追い切りは半マイルからサラッとやりました。レース後の疲労回復に時間がかかりますが、1戦ごとにレベルが高いレースをしているので仕方がない面もあります。本当に良くなってくるのは秋以降というタイプですがここまでトラブルなくきていますし、現状は1戦ごとに競馬を覚えてきています。
距離はもっと長くてもいいですが、牝馬同士ではここが1番長い条件ですからね。トライアルだから使うという訳ではなく、馬にとって適した条件なのでここへ向かうことにしました。現状ではオークスうんぬんは考えていませんが、レース後にしっかり回復して馬の成長を妨げないようならまた考えていこうかと思っています」
●前走、ミモザ賞5着のローズテソーロ(牝3、美浦・金成厩舎)は、黛弘人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.5-52.8-38.5-12.4秒をマークした。
【金成貴史調教師のコメント】
「まだキャリアが浅くて新馬の頃から大きくは変わっていませんし、前走も力は出しています。最終追い切りは併せ馬でやって、予定通りにきています。流れが向いてくれて、どこまでやれるかですね」
●前走、アネモネS5着のネリッサ(牝3、美浦・勢司厩舎)は、助手を背に北Cコースで追われ、5F69.4-52.5-38.2-13.1秒をマークした。
【勢司和浩調教師のコメント】
「前走は外枠で外を回らされましたが、最後は伸びていますし決して悪い内容ではありませんでした。この中間は在厩調整で進めてきて、具合は前走以上かと思います。カイバをしっかり食べていますし、馬体重は心配していません。
まだ球節やトモに不安定なところがあるので今回もいつも通りダートで調整しましたが、問題なくきています。東京コースは結果を出していますし、折り合いをつけて道中リズム良く走れればと思っています」
フローラSへ向けて調整されるウインゼノビア
フローラSへ向けて調整されるシャドウディーヴァ
フローラSへ向けて調整されるジョディー
フローラSへ向けて調整されるパッシングスルー
フローラSへ向けて調整されるフォークテイル
フローラSへ向けて調整されるペレ(最内)
フローラSへ向けて調整されるローズテソーロ
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