【ヴィクトリアM】ミッキーチャームを語る中内田調教師「ただ順調です」

中内田調教師

8日、ヴィクトリアマイル(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走阪神牝馬S1着のミッキーチャーム(牝4、栗東・中内田厩舎)は栗東坂路で最終調整。5F55.4-40.4-25.7-12.6をマークした。追い切り後に行われた共同会見での中内田調教師のコメントは以下のとおり。

【中内田充正調教師のコメント】
「(今日の坂路追いの評価)順調に、追い切りというより調整程度で終えました。

(日曜日のCW追い)日曜日はCWで、6Fから時計を出すようなイメージで。終いもしっかりと動けていました。

(その評価)好調と言えぐらい、動きも良かったですね。

(日曜に追い切り、水曜に調整程度というのは?)今週の日曜日の競馬を想定して、左回りというのと輸送と馬の体調とメンタルを考えて、日曜日に最終追いが一番ベストではないかと思って行いました。

(前走前々は川田騎手が追い切っていたが)タイミングが合わなかったというだけで、狙いがあったというわけではありません。

(今週の追い切りの満足度)順調と言えることが一番ですね。

ミッキーチャーム

栗東坂路でヴィクトリアマイルの追い切りを行ったミッキーチャーム


(前走時と比べて)体調面では引き続き良いですし、あとはメンタル面をいかに上手に持って行くかだけかなと思っています。

(2走前の大敗の原因と考える輸送面の対策は)それがこれからです。まだ今日は水曜日ですし、これから投票して決定するのは木曜日で、輸送は普段どおり土曜日に行う予定です。

(気をつけること)極力テンションを上げずに、飼葉をいかに食べてくれるかというところが、これからどうするか考えることです。

(前走の勝ちっぷりについて)前走はジョッキーが上手に勝利に導いてくれた内容でしたので。もちろん力があってのことなんですけど、展開等に助けられた面と、馬が持っている能力をきっちり出してくれたというところですよね。

(前走時に思った1600mの適性)改めて、走る子だなという再認識はしました。

(東京コースについて)正直、走ってみないと分かりませんが、イメージ的には大丈夫かなとは思っています。

(今回のポイント)メンタル面、フィジカル面をいかにミッキーチャームが力を出せる状態に持っていけるかというところが、ポイントだと思っています。

(中間に川田騎手と話したこと)『ただ順調です』ということは伝えています。

(レースに向けての意気込み)今回も応援していただいている皆さんに良い結果を出せるようにチーム一同、一丸となって良い状態で当日を迎えられるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」

ミッキーチャーム

栗東坂路でヴィクトリアマイルの追い切りを行ったミッキーチャーム