【葵S】巻き返し狙うドゴール「距離が短くなるのはベター」と黒岩師

木曜美浦

フレッシュな状態で巻き返し狙うドゴール

22日、葵S(重賞)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、ファルコンS11着のドゴール(牡3、美浦・黒岩厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.7-51.4-38.2-12.9秒をマークした。

【黒岩陽一調教師のコメント】
「前走後もそれほど疲れは大きくありませんでしたし、この中間で良いリフレッシュをして今回もしっかり攻め込めています。今は体も気持ちもダメージが残りにくくなってきています。前々走はそれほど攻め込めませんでしたが、前走はしっかり攻めることができたので意図的に絞った分と輸送の分で体重は減っていました。今回も体重は前走と同じくらいになると思いますし、この馬なりに状態は良いですよ。オープンクラスでこの馬の力を発揮できる条件を手探りしている状況ですが、距離が短くなるのはベターだと思います」

●前走、3歳500万下で1着のマリアズハート(牝3、美浦・菊沢厩舎)は、菊沢隆徳調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、4F55.2-40.3-13.8秒をマークした。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「初戦はダートを使って勝ちましたが、走りが軽いタイプなので芝でもやれると思っていました。前走は芝を使って、逃げて勝った初戦とは違って終いを伸ばして勝てましたし競馬の幅が広がりましたね。レース後は放牧に出して、帰厩後も順調ですし最終追い切りも予定通りにやれました。輸送自体は大丈夫ですが、テンションが上がりやすい馬なのでレース当日に落ち着きを保てていればと思います」

木曜美浦

菊沢調教師自ら騎乗し調整したマリアズハート