【宝塚記念】ドバイ帰りのレイデオロ「コンディションはバッチリ」とルメール騎手

レイデオロ

ルメール騎手を背に軽快な動きを見せたレイデオロ

19日、宝塚記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ドバイシーマクラシック6着のレイデオロ(牡5、美浦・藤沢和厩舎)は、C.ルメール騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.1-39.2-12.9秒をマークした。

【藤沢和雄調教師のコメント】
「先週、今週と時計はそれほど速くありませんでしたが、順調にきていると思います。ドバイ遠征は今年も去年も結果はあまり良くありませんでしたが、リズムが合わなかっただけで力負けではないと思っています。前走は想像していた以上に楽だったようで、この中間もここへ向けていつも通りにきています。

内回りは初めてですが、これまでに阪神競馬場で結果を出していますし、今回も頑張ってもらいたいです。今回は強い馬がたくさんいるのでペースが流れると思いますし、ジョッキーがレースの作戦を考えていると思います。ダービーと天皇賞を勝っている強い馬ですし、またここでも頑張ってもらいたいです」

【ルメール騎手のコメント】
「最終追い切りはすごく内容が良かったですし、ずっとリラックスしてスムーズに走れて最後も速い反応を見せてくれました。コンディションはバッチリだと思いますし、以前に比べてパワーアップしています。

1週前追い切りは少し軽い内容でしたが、最終追い切りはもう少し速いペースで、直線に入ってからもすごく良い反応を見せました。ドバイ遠征は去年も今年もエキサイトしてしまいましたし、ナイター競馬はあまり好きではないようです。今年も道中でかかってしまって、最後はバテてしまいました。日本の競馬場なら、もっとリラックスできると思います。以前に比べて大人になってきましたし、競馬の日でもリラックスできています。

重い馬場はあまり得意ではありませんが、有馬記念では悪い馬場のなかで2着にきましたし、よく頑張ってくれたので満足しました。ダービーと天皇賞(秋)を勝っている力のある馬ですし、コンディションが良ければG1レベルでも頑張れると思います。

ドバイで前に行ってあまり良くなかったので、今回は後ろから競馬をしてみようと思っています。ペースが遅いと後ろからでは少し難しくなるかと思いますが、今回はキセキもいますし良いペースになるかもしれませんね。レイデオロはスタミナがありますし、良いペースで流れてくれれば最後に速い脚を使えます。私はまだ宝塚記念を勝ったことがありませんが、今回は大きなチャンスだと思いますし、頑張りたいです」


ショウナンバッハ

前走、エプソムC4着のショウナンバッハ(牡8、美浦・上原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F56.0-40.4-13.2秒をマークした。

【上原博之調教師のコメント】
「中一週なので最終追い切りは軽めでやりましたが、予定通りにきています。前走は東京コースの馬場があまり掘れていなかったこともあったかもしれませんが、道悪でもよく頑張ってくれました。良馬場の方が良いタイプですが、前走も道悪で頑張ってくれましたし馬場が悪くなっても対応してくれると思っています」