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【東京ジャンプS】孝行息子シングンマイケルが初重賞制覇!
2019/6/22(土)
6月22日(土)、3回東京7日目8Rで第21回東京ジャンプS(G3)(障3110m)が行なわれ、石神深一騎手騎乗の3番人気・シングンマイケル(セ5、美浦・高市厩舎)が道中好位のポジションを追走すると、4コーナーで前を捉え、直線で突き放して優勝した。勝ちタイムは3:29.4(稍重)。
2着には半馬身差で1番人気・マイネルプロンプト(セ7、栗東・坂口智厩舎)、3着には5馬身差で2番人気・シンキングダンサー(牡6、美浦・武市厩舎)が続いて入線した。
勝ったシングンマイケルは父がアルゼンチン共和国杯3着などの実績があるシングンオペラ、母はジェヴォーナ、母の父はトウカイテイオーという血統。
17年1月にデビューし、同年末に障害転向。転向後3戦目で初勝利を挙げ、その後は障害オープンを2勝。3月のペガサスジャンプSでは2着に入るなど、安定した走りを続けていた。シングンオペラ産駒は初重賞制覇となる。
1着 シングンマイケル(石神深一騎手)
「攻め馬で乗せてもらって良い馬だと思っていました。練習で飛越が上手でしたし、レースでも同様に上手でした。飛越で前に出られるので我慢させて上手く脚が溜まりましたし、返し馬から感じたように道悪も上手でした。ローカルのスピード競馬よりも障害が大きい本場開催の方が良さそうです。まだ馬が若いのでこの先も楽しみですし、良いときに乗せてもらえました」
2着 マイネルプロンプト(森一馬騎手)
「初めての東京障害コースでしたが、前日のスクーリングの効果もあってしっかり対応してくれました。ただこの馬にしては飛越が安定しないところがありましたし、最後の伸び方も考えるとパンパンの良馬場の方が良いのかもしれません」
3着 シンキングダンサー(金子光希騎手)
「今日の午前中までは天気も我慢してくれて少し硬めのこの馬向きの馬場でしたが、途中から雨が降ってきて馬場が変わってしまいました。それでも馬が力を付けてきていますし、こなしてくれると思って乗りました。道中でノメるところはありましたが、4コーナーでスッと上がっていけましたし最後までよく頑張って力があるところは見せてくれました。クレバーな飛越をしますし、また頑張りたいです」
4着 ラピッドシップ(北沢伸也騎手)
「最後から2つ目の障害で完歩が合いませんでしたし、飛び終わって外からビットアレグロに来られたりカラ馬がいて追い出しを待たされて勢いがなくなってしまいました。そこのロスがなければ楽に3着はあったと思います。もったいなかったです」
5着 メイショウオトコギ(白浜雄造騎手)
「いつも通り競馬が上手でしたし、飛越も上手くて理想的な競馬ができました。上位陣には敵いませんでしたが、この馬は最高の走りをしてくれました」
6着 アグリッパーバイオ(西谷誠騎手)
「道中は内で我慢して、良い位置につけられました。向正面が終わったところでカラ馬が外からきて、外に出し辛くなってしまったことが痛かったです。雨馬場は上手ですね。叩いて良くなると思います」
- シングンマイケル
- (セ5、美浦・高市厩舎)
- 父:シングンオペラ
- 母:ジェヴォーナ
- 母父:トウカイテイオー
- 通算成績:20戦4勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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