【CBC賞】絶好調の高松宮記念2、3着馬が同舞台で躍動!

ショウナンアンセム

ポリトラックコースでラスト1F11.4とキレにキレたショウナンアンセム

26日、CBC賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、高松宮記念3着のショウナンアンセム(牡6、美浦・田中剛厩舎)は、田中剛調教師を背に南ポリトラックコースで追われ、6F84.5-68.5-52.8-38.9-11.4秒をマークした。

【田中剛調教師のコメント】
「最終追い切りは終いの反応も良かったですし、順調にきています。レース間隔が空いていますが気になりませんし、フレッシュな状態の方が走ってくれますからね。繊細な面があって以前は運動場でも暴れていましたが、だいぶトレセンの環境に慣れてきました。

競馬で使う距離を詰めたことで、体も幅が出てしっかりしてきてだいぶ短距離馬っぽい体つきになってきました。やはり競馬は最大の調教ですからね。右手前の方が得意なので直線で右手前で走れる左回りの方が良いですが、今はだいぶ左右差はなくなってきました。中京1200は経験済みですし、ここで秋に向けて賞金加算をしたいですね」

セイウンコウセイ

坂路を駆け上がる元気一杯セイウンコウセイ

27日もCBC賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われ、前走、高松宮記念2着のセイウンコウセイ(牡6、美浦・上原厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F54.7-38.9-24.7-11.8秒をマークした。

【上原博之調教師のコメント】
「いつもはレース当該週にウッドで終いビシッとやる調整パターンでレースに臨んでいましたが、今週はウッドコースが閉鎖して使えなくなることが分かっていたので、先週の水曜日に坂路へ入れて足慣らしをさせておいて金曜日の1週前追い切りでウッドで長めからビッシリやりました。実質それが最終追い切りで、あとはレース当該週に坂路でサラッとやれば十分だろうと思っていましたし、その予定通り順調にきています。

最終追い切りは前半は抑えて運んで、終いに手綱を緩めるとしっかり伸びていました。馬は元気一杯で絶好調です。これまでの実績から道悪はそれほど苦にしないと思いますし前走も速い時計に対応しているので、良馬場でも道悪でも大丈夫だと思います。若い頃と比べれば暑さも気にしなくなってきましたし、競馬に行けば暑いのも気にしないと思います。前走同様、ブリンカーは着けません。ハンデ58キロはこの馬自体は問題ありませんが、他馬との斤量差があるのでその辺りがカギになるかと思います」