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【新潟注目新馬チェック】極上の切れ味で圧勝した素質馬の評価は!?
2019/8/4(日)
◆8月3日(土)2回新潟3日目5R 2歳新馬(芝1600m)
ウーマンズハート(牝2、栗東・西浦厩舎)
津村明秀騎手
父:ハーツクライ
母:レディオブパーシャ
母父:Shamardal
レース評価:★★★★☆
前半1000m63.5という新馬戦らしいスローペース道中は中盤8番手で脚を溜めると、直線では一頭だけ図抜けた伸びを見せて、叩き出した上がり3Fタイムは32.0。当然メンバー中最速。2番目に速かった2、3着馬が上がり3F33.3だったことを考えれば、いかに凄まじい末脚だったかが分かる。騎乗した津村明秀騎手は「折り合いも苦にしませんでしたし、追い出してからは期待以上の反応を見せてくれました。バネがありますし良い馬ですよ」と、その素質を絶賛する。
母系は優秀。伯父ラッキーナインは香港スプリントなど、G1を7勝。叔父サドンストーム、ティーハーフ共に長く短距離重賞戦線を盛り上げている。この一族はティーハーフのように2歳から走る馬もいるが、歳を重ねて更に強くなる。2歳新馬の段階で上がり3F32.0を叩き出せる脚力を持ち、なおかつこの先成長することを考えれば、先々相当楽しみな存在と言えるだろう。
◆8月4日(日)2回新潟4日目5R 2歳新馬(芝1600m)
ショコラブリアン(牝2、美浦・尾関厩舎) 田辺裕信騎手
父:ダイワメジャー
母:カトマンドゥ
母父:Country Reel
レース評価:★★★☆☆
好スタートからハナを切ると、1000m通過62.2秒というゆったりしたペースに持ち込み、直線に入ってからも手応えは持ったまま。直線半ばで満を持して追い出すと後続を突き放して完勝。田辺騎手が何度も後方を振り返る余裕があった。「攻め馬で普通に動かしていたので期待していました。スタートセンスが良いですし、自分で流れを作って手応えも楽でした。今日は内枠で包まれるのが嫌だったので、行かせました。初戦向きではないかと思っていたのに結果を出してくれましたし、先が楽しみです」と田辺騎手も好感触を得たよう。
だいぶ遠くなるが、15代母はイギリス牝馬クラシック三冠馬で、その存在は伝説と化しているプリティポリー。欧州各地で名馬を送り続けた名門牝系の末裔にあたる。今回は揉まれない競馬で快勝しただけに、揉まれるとどうかだが、競馬センスは非常に高い。昇級戦でも通用するだろう。距離はマイルくらいがちょうど良さそうだ。
◆8月4日(日)2回新潟4日目6R 2歳新馬(芝1400m)
トロワマルス(牝2、美浦・杉浦厩舎) 大野拓弥騎手
父:キングズベスト
母:セキショウ
母父:シンボリクリスエス
レース評価:★★☆☆☆
8枠17番から4番手につけたトロワマルスが直線しっかり伸びて1着。レース上がり3F36.8と、良馬場の1400mにしては持続力の問われる流れだったが、キングズベスト産駒ということで、むしろ上がりが掛かる流れも良かったのだろう。「気の良いタイプの馬ですし、今日は初戦なので大事に乗りました。理想的な展開になりましたし、馬群から抜け出す形のシュミレーションも上手くできました。今日の感じでは、距離はこのくらいが良さそうです」と、騎乗した大野騎手は語る。
母はJRAで5勝を挙げたセキショウ。中長距離が主戦場だったものの、この一族の牝馬はラインクラフトを筆頭にいいスピードがある馬が多い。本馬も重厚な血統の割にスピードは軽快で、距離は大野騎手が言うように、1400m、あるいは1600mくらいが良さそうだ。成長力も期待できる。
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