ばんえい帯広競馬場でJRAジョッキーDAY2019が開催される!

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19日、帯広競馬場でJRAジョッキーDAY2019が行われた。

13回目を迎える今回のイベントには、13年連続参戦となる勝浦正樹騎手や、前回優勝を飾り同イベント通算4度目の優勝を狙う荻野琢真騎手、今週札幌競馬場で行われるワールドオールスタージョッキーズに参戦予定の藤田菜七子騎手をはじめとする9名のJRAジョッキーが参加(横山和生騎手は体調不良のため参加取りやめ)。ばんえい競馬騎手のサポートを受けながら、ばん馬のソリに乗るエキシビションレース2戦を行なった。

第1戦は荻野琢真騎手、第2戦は勝浦正樹騎手がそれぞれ優勝。2戦合計で31ポイント(第1戦=1位・20P、第2戦=4位・11P)を獲得した荻野琢真騎手が、2戦合計30ポイントを獲得した横山武史騎手と勝浦正樹騎手を抑え総合1位に輝いた。

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荻野騎手は当イベントに7回出場し、今回で通算4度目の総合1位を獲得。昨年に続く連覇達成を果たした。

「周りのジョッキーの反応は……、冷ややかでした」と苦笑を浮かべ「率直な感想を言うと、申し訳ない!ですね」と恐縮しつつも「素直に嬉しいです。自分の馬が良い馬で普通なら負けない、と聞いていたので馬を信じて臨みました。自分のクジ運の強さにビックリです」と晴れやかな笑顔を見せる絶対王者。「初戦の馬はクセがあったようなので坂を下りてから手綱を取りましたが、2戦目はスタートから全て自分が手綱を取りました」と豊富な経験を生かした確かな騎乗技術を結果に繋げた。

「ばんえい競馬は坂を上がった後も逆転に次ぐ逆転がありますし、馬と一緒に歩きながらレースを見て、頑張っている馬を近くで見られるのも良いところですね」とばんえい競馬の魅力をアピールし「僕はもう殿堂入りではないか、なんて声もありますが…。とにかくこのイベントは僕たちジョッキーも楽しみに参加させてもらっているので、僕もまた来年きたいですね」と意欲を見せた。

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また、イベント会場には横山典弘騎手も姿を見せ「体調不良の和生の代わりにきました。今日は馬に乗らないので、罰ゲームを受けなくて済んで良かったです(笑)。できれば菜七子ちゃんが罰ゲームを受けるところを見たいね」と場内を沸かせ「このイベントには10年以上前に参加させてもらいましたが、当時と比べて今日はお客さんが多くてビックリしました。せっかく長く続けていますし、こういう良いイベントは皆さんのご協力があってできると思うのでこれからも応援してください」と会場に集まったファンにメッセージを送った。

最下位となったのは合計6ポイントに終わった松岡騎手。罰ゲームのセンブリ茶を横山典弘騎手になみなみと注がれるも「苦ぇ!これ飲めないわ」と絶叫。その後は司会者の絶妙なトーク回しで絶対王者が罰ゲームを引き継ぐこととなり、連覇を達成したにもかかわらずセンブリ茶を飲み干すハメとなった。

昨年に続き2年連続2回目の参戦となった藤田騎手は第1戦はバウンティハンターとコンビを組み7位、第2戦はリュウノカミと臨み7位、2戦合計で10ポイントをあげ、総合7位となった。「罰ゲームを回避できて良かったです。レースで乗ったときは、障害で馬が頑張っているので思わず応援する気持ちになりました。ばんえい競馬は、障害のところが面白いですね。迫力があるしすごいと思いました。とても楽しかったのでまたきたいです」と笑顔を見せた。

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