狙うはヴィクトリアマイル、ダノンベルベール

トピックス

福島牝馬ステークスで、ダノンベルベール(牝4、美浦・国枝厩舎)が昨年のオークス9着以来、11ヶ月ぶりに戦線復帰する。

「ちょっと右トモが甘いというか、少し歩様に乱れが出たため、オークス後は放牧に出したり厩舎に戻したりと何度かやりましたけど、ちょっと時間がかかってしまいましたね」と、国枝調教師は休養期間を振り返る。
「桜花賞の頃に体重が減って、オークスもそのままの感じで行きましたけど、あの頃に比べると体も良い戻りを見せていて、張りがありますね。今回は福島まで輸送がありますけど、前走時よりはプラス体重で出走できると思います」と、国枝調教師が語るように、この休養期間で体調も上向いているようだ。

水曜日は、レースでも騎乗を予定している三浦皇成騎手を背に、同厩舎のG1ホースであるマイネルキッツとウッドで併せ馬を消化した。
「動きは良かったと思いますよ。何とか形を整えられてきたかな、というところまで来ました。春の目標として、やはり古馬牝馬のG1ヴィクトリアマイルへという考えがありますので、それに向けてこのレースに使うわけですからね。輸送も問題ないタイプだと思いますし楽しみです。長期休養明けの分、割引きは必要でしょうけど、次に向けて期待の持てる走りをして欲しいです。」と、今後に向けて期待は高い。

ダノンベルベール
(牝4、美浦・国枝厩舎)
父:アグネスタキオン
母:ミスベルベール
母父:Bering
通算成績:7戦2勝