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【天皇賞・秋】近5年の勝ち馬に共通点!今年の該当馬は好配当の使者!?
2019/10/24(木)
近5年の天皇賞(秋)の勝ち馬4頭には、ある"共通点"があった。
2014 ジェンティルドンナ
2015 ラブリーデイ
2017 キタサンブラック
2018 レイデオロ
前年か同年の「ジャパンCでも3着に入っている」のだ。
距離こそ400m違うが、天皇賞(秋)もジャパンCも東京のG1で古馬最高峰のレース。どちらも最後の長い直線で脚を伸ばし続ける持久力が必要となる。特にここ2年は、前年のジャパンCで3着に入っていた馬が勝利した。昨年は天皇賞(秋)で3着だったキセキがその年のジャパンCでも好走している。
少し前の話をすると、2008年のジャパンCを勝ったスクリーンヒーローも該当する。ジャパンC後の約1年ほど5、4、14、5着と結果を出せずにいながら、09年の天皇賞(秋)に出走して7番人気2着と穴を開けたことがあった。これだけ天皇賞(秋)とジャパンCは親和性が強いのだ。
今年の出走馬で、過去にジャパンCで3着以内がある馬は2頭。1番人気が濃厚なアーモンドアイ(牝4、美浦・国枝厩舎)と、スワーヴリチャード(牡5、栗東・庄野厩舎)だ。今年は中山記念4着、ドバイシーマC3着、宝塚記念3着と勝ち星がなく、人気の盲点となる可能性が高い。初コンビの横山典弘騎手を背に、昨年のジャパンC3着以来の東京コースで激走を見せるか。
そして今週の天皇賞(秋)で好走した馬がジャパンCに出走してきたら、マークしておいたほうが良いだろう。
【庄野靖志調教師のコメント】
「(前走を振り返って)ドバイから帰ってきて順調に調整もできていましたし、3着と勝ち切れませんでしたが、リチャードの力は示す事ができたかなと思います。
(中間の様子について)夏はノーザンファームしがらきの方にお世話になりました。5週間ほど前に栗東に帰ってきまして、暑い夏も上手に過ごせたみたいで、元気な姿で帰ってきました。
(1週前追い切りについて)横山騎手に乗ってもらいました。前に馬を一頭置いて、最後並びかけていってという感じです。余力残しですが、いい追い切りだったと思います。
(最終追い切りについて)前に2頭目標を置いといて、最後、内からゴール前で並びかけるようなイメージで。少し終いは余力残しという所ですが、体は十分出来ていますし、いい状態でレースに向かえるかなと思います。
(春との違いは)春は海外遠征も経験して、馬もどっしりしてきました。いい意味で大人になってきたのかなと思います。
(東京2000mについて)ゲート、枠順、展開等、カギになる事がたくさんあるコースだと思いますが、スワーヴリチャードは東京コースが好きだと思うので、なんとか力を発揮してほしいですね。
(横山典騎手と初コンビです)先週、追い切りに跨ってもらって、その後ちょっとお話しました。いい感触を持ってくれたみたいですし、レースに向けて、騎手も僕も気持ちよくレースを迎えられると思います。
(ファンにメッセージを)大阪杯以降、勝ち味に遅いところはありますが、なんとかこの秋もう一つG1タイトルを取らせてあげたいと思っているので応援よろしくお願いします」
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