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【AJCC】前走を見れば激走馬がわかる!? 今年は1頭だけ条件クリア!
2020/1/24(金)

アメリカジョッキークラブカップ(G2)の舞台である中山2200mは、外回りコースで行われる。先週の京成杯が行われた2000mは内回りで、好走馬の特徴は大きく異なってくる。
外回りコースは1コーナーから4コーナーまで緩やかなカーブを描くコースで、向正面が直線の内回りに比べてロングスパート勝負が展開されやすい。スローペースの瞬発力勝負で結果を残してきた馬よりも、長めの距離から転戦してきた馬が強い。
▼AJCC好走馬の前走距離(近3年)
19年
1着シャケトラ 中山2500m
2着フィエールマン 京都3000m
3着メートルダール 中京2000m
18年
1着ダンビュライト 中山2000m
2着ミッキースワロー 京都3000m
3着マイネルミラノ 中山2000m
17年
1着タンタアレグリア 京都3200m
2着ゼーヴィント 福島2000m
3着ミライヘノツバサ 中山2200m
9頭中4頭が前走からの距離短縮組。そのうち3頭は京都3000m以上を使っていた馬である。加えて今年の中山の芝はかなり荒れて時計がかかっており、例年よりもスタミナが要求されることが予想される。
フィエールマンこそ菊花賞を勝っていたが、タンタアレグリアやミッキースワローは菊花賞や天皇賞(春)で惜敗していた。コーナーが狭くて直線に坂のある中山2200mのほうが真価を発揮できるのだろう。
今年、前走で京都3000m以上を走っていたのはニシノデイジーのみ。菊花賞では9着に敗れたが、上がりの掛かる中山2200mで巻き返す可能性もありそうだ。
【ニシノデイジー(高木登調教師のコメント)】
「放牧から早めに帰厩させて、1週前追い切りは田辺騎手を乗せました。前半にフワッとして途中からハミを噛む感じを確かめてもらいましたが、乗りやすいと話していました。最終追い切りも良い動きでしたし、昨秋と比べて馬が大人になってきました。
競馬が上手なタイプではなくスッとポジションを取れないので、小回りの中山2200はこの馬向きではありませんし、ペースが流れて展開が向いてくれればと思っています。以前は緩さがあってモサッとしていましたが、今は緩さもだいぶ取れてきているのでその辺りでカバーできればと思っています」
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