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【シルクロードS】今年は1頭だけ!『黄金パターン』に当てはまる"スペシャリスト"が登場!
2020/1/30(木)
京都は連続開催の後半戦に突入。この時期の京都芝コースは、前年の秋から5開催中4開催で使われてきており、全体的に時計がかかっている。シルクロードS(G3)は、他場の芝1200m戦よりもパワーが求められるのだ。
他場のスプリント戦とは求められる性能が異なるため、京都芝1200mは"スペシャリスト"が出現しやすい。シルクロードSと同じ舞台で行われる前年の京阪杯、1月の淀短距離Sで好走していた馬がそのまま上位に絡む傾向がある。
▼同年の淀短距離Sか前年の京阪杯で3着以内だった馬
19年
1着 ダノンスマッシュ(京阪杯1着)
3着 ティーハーフ(淀短距離S3着)
17年
2着 セイウンコウセイ(淀短距離S1着)
3着 セカンドテーブル(淀短距離S2着)
16年
2着 ローレルベローチェ(淀短距離S1着)
15年
1着 アンバルブライベン(京阪杯1着、淀短距離S2着)
2着 サドンストーム(京阪杯2着)
京阪杯は秋の連続開催の最終週に、淀短距離Sは気温が上がらない1月に行われる。どちらもスピード勝負になる例は少なく、シルクロードSの時とそこまで馬場に大きな差はない。特に今回は、昨年秋に台風接近による大雨の中で開催が行われたこともあって京都芝の状態が良くない。昨年の京阪杯、今年の淀短距離Sともに良馬場とはいえ時計が掛かっており、よりシルクロードSにつながりそうな馬場状態だ。
同じ舞台のレースなので、例年であれば複数の該当馬がいる。今年はなんと、京阪杯か淀短距離Sで好走した馬がカラクレナイ(牝6、栗東・松下厩舎)だけ。唯一『黄金パターン』に当てはまる京都芝1200mのスペシャリストには引き続き要注意だ。
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