【東京新聞杯】6年連続で連対馬に共通点アリ!今年は前走2ケタ着順の馬が復活?

プリモシーン

東京新聞杯(G3)は6年連続で連対馬に共通点がある。2012年から毎年200勝以上を挙げて種牡馬リーディングに君臨し、昨年急逝したディープインパクトの産駒が毎年2着以内に来ているのだ。

今年出走するディープインパクト産駒の中でも、狙いたいのは牝馬プリモシーン。過去10年で連対した牝馬は4頭おり、いずれも前走で重賞に出走していた。そのうち2頭がディープインパクト産駒で、プリモシーンはその条件を満たしている。

近走は不振だが、今回は調教内容を変えてきた。これまで南ウッドでの最終追いは最長で5ハロンからしか行っていなかったが、初めて6ハロンから追われたように、明らかに攻め内容が強化。2ケタ着順続きとは思えない抜群の動きを見せている。

東京芝マイルは昨年のヴィクトリアM(G1)で2着した舞台。今年爆走するディープインパクト産駒はこの馬か?


【木村哲也調教師のコメント】
「昨年の秋2戦はヴィクトリアマイルの頃と比べて状態がもうひとつという感じでしたし、気持ちの面が走る方へ向いていない感じでした。前走後はノーザンファーム天栄へ放牧に出しました。牧場で食生活を抜本的に変えるなど工夫をしてもらったことで、今回は体調は良いと思います。

最終追い切りでジョッキーに初めて乗ってもらいましたが、伸び伸び走れていました。ジョッキーは、能力があると言ってくれましたし癖も掴んでくれたと思います。プラス体重での出走になるかもしれませんが、それでも今回は脚を使えるのではないかと思っています」