ネオポラリスは京都新聞杯へ/先週の勝ち馬・次走報

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●橘ステークスは開幕週の馬場を利したエーシンダックマン(牡3、栗東・坂口則厩舎)がスピードをフルに発揮して逃げ切り勝ちを収めた。
「鞍上がこの馬の持ちを生かしてくれた。マイルは少し長いと思うが、巧くタメが利けば…」と坂口則師は次週のHHKマイルCへの出走に前向きなコメント。なお決定はもう少し先になる模様。

●ムーニーバレーレーシングC賞はネオポラリス(牡3、栗東・松元茂厩舎)がゴール前は5頭がクビ、クビ、クビ、ハナの大接戦の末、デビュー2連勝を飾った。
「抜け出す時の脚が速い。気性面で幼い処があるけど、先々まで楽しめる素材だよ」と担当助手は素質に惚れ込んでいる。次走についてはもう少し馬の様子を見てから決めるとの事。

●京都・障害オープンを勝ったタマモサプライズ(セン5、栗東・中竹厩舎)は、14頭中6頭が落馬で競走中止するアクシデントがあった中での勝利。
「62キロを背負ったぶんテンに行けなかったことで被害にあわなかったと思う。素直に喜べないけど、馬がしっかり走ってくれたからね」と林騎手は馬の地力に感謝にしていた。今後は6月12日の東京ジャンプS(JGⅢ)へ向かう。

●新緑賞を勝ち今週の青葉賞に登録しているブレイクアセオリー(牡3、栗東・宮本厩舎)は同レースを回避して、次週の京都新聞杯へ向かう見込み。
「差す競馬で勝てたのは今後に向けて価値のある一戦。まだまだ良くなる馬ですよ」と宮本師の期待は大きい。