【皐月賞】騎手に移動制限!今週から適用の『新ルール』がプラスに働きそうな1頭!

レーン騎手で新馬勝ちしたサリオス

レーン騎手で新馬勝ちしたサリオス


今週から2週間、新型コロナウイルスの感染拡大防止で人馬の移動が制限される。ただでさえ息苦しいこのご時世、無観客、そして今回の移動制限と不自由を感じることは多くても、「プラスに働くこともある」と前向きに捕えて競馬を楽しもう。

実際に、気性面から無観客競馬が奏功している馬も少なくない。コース経験の浅い騎手にとっては、東西の行き来が制限されることで同じ競馬場でのレースを重ねることがプラスに働くはず。短期免許で来日する外国人騎手などは良い例かもしれない。

【G1のバツグン調教馬】
中山11R 皐月賞(G1、芝2000m)
サリオス

4/ 9(水) 美南W 66.1-51.0-37.7-11.8
フォルコメン(古馬3勝)1.2秒追走~0.3秒先着

4/15(水) 美南W 69.0-54.0-39.9-13.2(馬なり)
カフェキング(3歳未勝利)馬なりに併入

530キロの惚れ惚れする雄大な馬体ながら、ピカイチのスピードを有しているG1ホース。今回は中間から坂路とウッドの併せ馬で入念に乗り込まれ、絶好の状態で大一番に臨む。特に先週は、終い1ハロン11秒8の強烈な脚を使って併せた相手を圧倒。年明け初戦という不安材料を一蹴するような素晴らしい動きだった。

手綱を取るのは、短期免許で来日したレーン騎手。デビュー戦で騎乗し完勝に導いている。冒頭で書いた「移動制限」のため中山で土曜に7鞍、日曜は皐月賞までに5鞍の騎乗を予定している。特に土曜9Rで本番と同じ芝2000mを経験できる点は追い風となる。

【日曜のバツグン調教馬】
中山9R 鹿野山特別(芝2000m)
ストロングレヴィル

4/15(水) 美南W 69.0-54.0-39.9-13.2(馬なり)
サリオス(3歳オープン)馬なりに併入

掲示板外に敗れた前走は5カ月ぶりのレースで馬体重12キロ増と、明らかに太め残りだった。久々を叩かれた今回は順当に動きも馬体も良化しており、最終追い切りでは皐月賞の有力馬サリオスと併せ馬で同入。能力を発揮できる好状態に仕上がった。昨年の同レースでは2着馬とは少差の4着。今回の出来ならチャンス十分だ。