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【小倉記念】8月半ばの開幕で傾向が変わる!?
2020/8/9(日)

昨年はメールドグレースが3連勝で優勝
昨年の小倉記念は、トップハンデ57.5キロを背負ったメールドグラースが馬場の外めを鋭く伸びて差し切り勝ちを決め、新潟大賞典、鳴尾記念に続く重賞3連勝を達成した。今年も小倉・芝2000を舞台に行われる。サマー2000シリーズ第3戦。小倉競馬場で最古の歴史を誇る名物重賞である。
前走ハンデ50キロと立ち回りの上手さを生かしてマーメイドステークスを制したサマーセントが重賞連勝を狙う。今回もハンデ重賞、未勝利戦を勝っている小倉と舞台条件は申し分ないが、重賞勝ちの実績でどれだけハンデが増えるか気になるところだ。
昨年勝ち馬から0.1秒差の3着に入ったノーブルマーズと4着馬タニノフランケルが今年もこの舞台に挑戦する。2頭共先行して好走しており、今回も展開が結果を左右しそうだ。近走成績が振るわないが、重賞での好走歴があり能力は証明済み。どのような仕上がりで臨んでくるか最終追い切り後の陣営コメントに注目だ。
今年に入って1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスと順調に勝ち上がってきたランブリングアレーが、昨年のフラワーカップ3着以来となる重賞出走を予定している。フラワーカップ好走後に1勝クラスで長く足踏みをしていたが、今年になってひと皮剥けてきたか。だいぶ落ち着きが出てきたようだが、気性面に課題があるタイプなだけにレース当日の気配もチェックしておきたいところ。
また、前走の鳴尾記念では8着と2番人気の支持に応えられなかったサトノルークスの巻き返しも見どころのひとつだろう。
昨年、一昨年と1番人気馬が連勝しており、過去5年を振り返っても二桁人気馬が馬券圏内にきたのは16年の勝ち馬クランモンタナ1頭のみと、同じサマー2000シリーズのハンデ重賞である函館記念と比べて配当は大人しい傾向にある。今夏の小倉競馬は、東京オリンピック開催への対応と暑熱対策の観点を踏まえたスケジュールを組まれている。夏の小倉は芝のレースで速い時計が出る傾向があるが、8月半ばに開幕という例年と違う条件が結果にどのように影響するのか注目してみたい。
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