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【デイリー杯2歳S】勝負を分けるのはキャリアの浅さゆえの伸びしろ!
2020/11/8(日)

昨年は武豊騎手騎乗のレッドベルジュールがインから鮮やかに抜け出しV
昨年は、後方2番手を追走した3番人気レッドベルジュールが、最後の直線で最内を突きメンバー最速の上がり33秒8の脚を使ってデビュー2連勝で初の重賞タイトルを手に入れた。今年は京都競馬場整備工事の影響で、京都・芝1600から阪神・芝1600へ舞台を移して行われる。暮れの2歳マイルG1阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークスにつながる1戦だ。
未勝利戦、野路菊ステークスと連勝中のホウオウアマゾンが初重賞勝ちを狙う。前走は5頭立てという少頭数の一戦ながら、自分でレースを作って結果を出した辺りは評価できるだろう。逃げにこだわらなくても競馬ができそうなタイプで、この中間の調整過程から馬の持ち味を再確認しておいてもいいだろう。
函館2歳ステークス5着からクローバー賞へ駒を進めオープン勝ちを果たしたカイザーノヴァも出走を予定。前走は強い内容で勝利を収めたが、レース前にテンションの高さを見せるなど気性面でまだ課題は残っている印象。追い切りの動きだけではなく、精神面の落ち着きも大きなポイントになりそうだ。
他にも未勝利戦を快勝したスーパーホープやレッドベルオーブなども、キャリアが浅く伸びシロ十分だろう。
近5年の出走頭数を振り返ると、2015年の14頭が最多で以降は10頭、9頭、9頭、11頭と少頭数で行われている。その割に3連単は10万円に迫る配当が2回出ているように、人気薄の台頭もよく見られる。キャリアの浅い馬同士の戦いになるため、調教の動きと合わせてこれまでのレースでの走りもチェックしておきたいところだ。
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