【マイルCS】意外と知られてない!? いつもと違う阪神1600mで好配当をもたらす『お宝ホース』が出現!

阪神1600mを得意とするタイセイビジョン

阪神1600mを得意とするタイセイビジョン


◆マイルCSのポイント◆

今年のマイルチャンピオンシップ(G1)は阪神芝1600mで行われる。桜花賞や阪神ジュベナイルF、朝日杯フューチュリティSの舞台だが、重賞は2歳と3歳限定戦がほとんど。古馬の重賞は阪神牝馬Sだけで、例年は牡馬と牝馬混合の古馬重賞は行われない。

変則開催の今年は、7月に中京記念(G3)が行われた。人気馬総崩れの大波乱となったレースで、差し・追い込み馬が上位を独占。2着ラセット(6番人気)と3着エントシャイデン(9番人気)には、近走で『オープンクラスの阪神芝1600mで好走歴』があった。

3歳限定重賞のアーリントンCでも、同様の傾向がある。今年も当コーナーで「朝日杯FS上位馬の好走が目立つ」と紹介して、朝日杯FS2着のタイセイビジョンが勝利。同5着プリンスリターンが3着に粘った。

阪神芝1600mは、過去に同じ舞台で高いパフォーマンスを披露したコース巧者の巻き返しが多発する。今年もすでに好走経験のある馬が激走候補だ。

◆マイルCSの注目馬◆
タイセイビジョン

阪神コースは3戦2勝で連対率100%。昨冬の朝日杯FSでは、今回上位人気が予想されるサリオスの2着に好走した。東京芝1600mの近2走も4着、5着と大きく崩れておらず、得意の阪神芝1600mで上昇が期待できる。