【阪神カップ】年末のスーパーG2は3歳馬に要注目!

昨年はグランアレグリアが快速を披露し完勝

昨年はグランアレグリアが快速を披露し完勝


昨年は、1番人気グランアレグリアが中団インをロスなく進み、最後の直線でも馬場の内めから弾けるように伸びて3番人気フィアーノロマーノに5馬身差をつけて圧勝。4位入線5着降着に終わったNHKマイルカップから見事な巻き返しを見せた。G1馬も出走しやすい定量戦G2ということもあり、スプリント、マイルを得意とするトップホースの出走もよく見られる。

G1・2勝馬インディチャンプが姿を見せる。今年は安田記念3着、マイルチャンピオンシップ2着とG1勝ちをおさめることは出来なかったが、トップクラスの能力は十分証明したと言えるだろう。今回はデビュー戦以来となる1400への対応に注目したい。

2018年マイルチャンピオンシップ以来の勝ち星を目指すステルヴィオも出走を予定。ひと頃不振が続いたが、ここ2戦は1400のG2で続けて2着にきており復調を感じさせる。休み明けの前走を使って、今回はどのような状態で臨んでくるか。

昨年は不利があっての2着という結果だったフィアーノロマーノが今年もスタンバイ。1400、マイルを中心に使われながら臨んだ昨年と違って、今年は3戦連続で1200を使ったローテーション。それにより馬に変化があるかどうか、中間の調整過程からチェックしておきたい。

他にも、近走成績は振るわないものの実績十分のダノンファンタジーサウンドキアラも軽視は出来ない。ダノンファンタジーは2018年ファンタジーステークス以来となる1400への対応、サウンドキアラは牡馬一線級相手にどこまでやれるかがカギになりそうだ。

近5年を振り返ると、馬券圏内にきた15頭中3歳馬と5歳馬が5頭ずつ、4歳馬と7歳馬が2頭ずつ、6歳馬1頭という内訳になっている。なかでも3歳馬は2015年を除いて4年連続で馬券圏内にきているため、有力な3歳馬についてはしっかりとチェックをしておきたい。