【京成杯】馬券になる馬は出走頭数で変わる!? 12頭立てで浮上する穴馬はコレだ!

初の中山はむしろプラスとなりそうなタケルジャック

初の中山はむしろプラスとなりそうなタケルジャック


◆京成杯のポイント◆
京成杯(G3、中山芝2000m)は、出走頭数によって好走馬の傾向がガラッと変わる。

15頭以上の多頭数では「差し・追い込み馬」が台頭。一転して12頭以下では「逃げ・先行馬」が残る。

過去10年に12頭立てで行われたのは2013、19、20年の3度。例外なく前半1000mの通過が61秒台とゆったりしたペースで流れ、馬券に絡んだ9頭のうち6頭が4コーナーで1~4番手につけた馬だった。

▼12頭立てで4角1~4番手から好走した馬(過去10年)
20年
2着 スカイグルーヴ   (1人気) 1番手
3着 ディアスティマ   (6人気) 4番手

19年
1着 ラストドラフト   (4人気) 1番手
2着 ランフォザローゼス (2人気) 2番手
3着 ヒンドゥタイムズ  (6人気) 4番手

13年
3着 ケイアイチョウサン (9人気) 2番手

2020年は先行した2頭が好走。19年は4コーナーで前につけていた馬が1~3着を独占した。

今年の京成杯も3年続けて12頭立て。今年も前走で先行して好走していた馬に注目したい。

◆京成杯の注目馬◆
タケルジャック

東京芝1800mの新馬戦は、4コーナー4番手からメンバー1位の上がり(34秒6)を使って快勝。前走(阪神芝1800m)は逃げて上がり33秒8を出しながら3着に敗れた。阪神外回りよりも上がりのかかる中山に替わるのは好材料だ。