【アメリカJCC】過去の「好走パターン」に合致!凡走続きでもチャンス到来の激走候補

2200mを得意とするノーブルマーズ

2200mを得意とするノーブルマーズ


◆アメリカJCCのポイント◆
アメリカジョッキークラブカップ(G2、芝2200m)は、中山競馬場の「外回りコース」を使用する。

皐月賞(芝2000m)や有馬記念(芝2500m)などが行われる「内回りコース」と比べて各コーナーとも緩やかなカーブが続き、向正面の下り坂も相まって道中のペースは落ちない。

同じ中山コースでも内回りとは求められる適性が異なるため、毎年のように『芝2200mのスペシャリスト』が激走するのが大きな特徴だ。

▼主な芝2200m実績馬の好走(過去5年)
2020年
2着 ステイフーリッシュ(5人気)

2019年
1着 シャケトラ    (7人気)

2018年
2着 ミッキースワロー (1人気)

17年
1着 タンタアレグリア (7人気)
2着 ゼーヴィント   (1人気)
3着 ミライヘノツバサ (3人気)

16年
3着 ショウナンバッハ  (7人気)

上記の馬たちの共通点として、2000mや2400mの重賞ではあと1歩のタイプが多い。

2018年2着のミッキースワローはアメリカJCCと同じ中山芝2200mのセントライト記念勝ち馬。昨年も京都新聞杯1着や京都記念2着といった芝2200m重賞で実績のあったステイフーリッシュが2着に好走している。

今年も近走2000mや2400mで負けて人気を落とした『芝2200mのスペシャリスト』を狙い撃ちしたい。

◆アメリカJCCの注目馬◆
ノーブルマーズ

2018年宝塚記念3着(12人気)をはじめ、芝2200mでは馬券率44%。中山芝2200mでも勝利経験がある。最後に2200m戦に出走した20年の京都記念(4着)ではステイフーシッリュとはコンマ1秒差に健闘した。その後は2000mや2400mで凡走が続いており、まったく人気がない絶好の狙い目だ。