【クイーンC】先週も2ケタ人気の激走をズバリ!今週も同じパターンで狙える伏兵がいた

切れ味鋭い末脚が武器のイズンシーラブリー

切れ味鋭い末脚が武器のイズンシーラブリー


◆クイーンCのポイント◆
クイーンカップ(G3、東京芝1600m)は、とにかくメンバー上位の速い上がりが求められるレースだ。

過去5年で馬券に絡んだ15頭のうち、9頭は同レースで上がり1~3位をマーク。そのうち6頭は前走でも上がりメンバー1~3位の鋭い決め手を披露していた。

この中には2016年2着フロンテアクイーン(7人気)、2020年3着セイウンヴィーナス(12人気)などの人気薄も含まれる。

▼上がり1~3位の好走馬(過去5年)
20年
2着 マジックキャッスル (4人気)★
3着 セイウンヴィーナス (12人気)★

19年
1着 クロノジェネシス  (1人気)★
2着 ビーチサンバ    (2人気)

18年
2着 フィニフティ    (5人気)★

17年
1着 アドマイヤミヤビ  (1人気)★
2着 アエロリット    (5人気)

16年
1着 メジャーエンブレム (1人気)
2着 フロンテアクイーン (7人気)★
※ ★印は前走も上がり1~3位をマークした馬

またクイーンCは、内枠の活躍が目立つ。

2016年から馬券に絡んだ15頭のうち、1~6番枠が10頭。昨年も最内枠のミヤマザクラが勝ち、単勝265.5倍の12番人気で3着に追い込んだセイウンヴィーナスも5番枠からの激走だった。

先週の東京新聞杯でも「内枠が圧倒的に有利」と紹介し、穴馬に推奨したカテドラル(12人気)が4番枠から2着に好走。クイーンCも内枠で速い上がりが使える馬が穴候補となる。

◆クイーンCの注目馬◆
イズンシーラブリー

デビュー2戦とも中山でメンバー最速の上がりを出して好走。特に前走の未勝利戦は勝負どころで徐々に進出すると、上がり34秒2の末脚で差し切った。直線の長い東京コース替わりは間違いなくプラス。有利な3番枠を引き当てたのも強調材料だ。