4着サンライズプリンスは後藤浩輝騎手でダービーへ

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ダノンシャンティと人気を分けあう形で2番人気に推されたサンライズプリンス(牡3、栗東・音無厩舎)。
結果的には先行策が裏目に出てしまった形だが、エーシンダックマンが刻んだハイラップを2番手で追走しながら、4着に堪えた内容は改めてこの馬の潜在能力の高さをうかがわせたといえよう。

騎乗していた横山典弘騎手は「ためても切れないタイプだから、前へ行ったんだ。時計勝負にも対応できると思っていた。ただ、外から来られ、引くに引けないかたちになってしまったのが痛かった」と、コメント。

音無秀孝調教師は「もともと差す競馬で良さを発揮していた馬だからね。しかも、このペースでは。よく4着に残ったよ。ダービーは後藤騎手で臨むが、控える戦法で、本来の良さを引き出してもらいたい」と、既に大一番を見据える。
約500キロの大きな体から繰り出される雄大なフットワークからも、距離延長も望むところだろう。強敵が揃う東京芝2400mのダービーでの巻き返しが期待される。