【阪神大賞典】上がり馬VS実績馬!天皇賞・春に向けて注目の一戦!

昨年はユーキャンスマイルと岩田康誠騎手のコンビが快勝

昨年はユーキャンスマイルと岩田康誠騎手のコンビが快勝


昨年は、中団後方を追走した2番人気ユーキャンスマイルが3コーナー辺りから馬群の中を上がっていき、最後の直線でも馬の間を割って突き抜け自身3つ目となる重賞タイトルを手にした。

前走のアメリカジョッキークラブカップで重賞初勝利をあげたアリストテレスが重賞連勝を狙う。前走の2200から800メートル延びるが、3000の菊花賞でコントレイルをあそこまで追い詰めた走りを考えれば距離延長は問題ないだろう。年明け1戦消化したとはいえ、約2ヶ月振りの実戦となるだけに仕上がり具合には注目しておきたい。

昨年の優勝馬ユーキャンスマイルが今年も出走を予定している。昨年秋のアルゼンチン共和国杯こそ4着と何とか掲示板を確保したものの、その後のジャパンカップは12着、有馬記念は11着と見せ場なく敗退。どうやらノドに気になるところがあるようで、その辺りの調整過程についてもチェックが必要だろう。

前走の日経新春杯で、鞍上の団野大成騎手と共に人馬初重賞制覇を果たしたショウリュウイクゾも姿を見せる。前走はハンデ53キロの恩恵もあっただろうし、今回は試金石の一戦となりそうだ。初となる3000に対応できるがどうか、中間の調整過程から見極めていきたい。

他にも昨年の京都新聞杯勝ち馬ディープボンドや、一昨年の弥生賞勝ち馬メイショウテンゲンといった実力馬の巻き返しにも期待したいところ。