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【高松宮記念】狙うべきは先行馬か差し馬か?『激走ポジション』から突き抜ける馬はコレだ!
2021/3/28(日)
軽快な逃げ脚を武器に連覇を目指すモズスーパーフレア
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!
今週は高松宮記念(G1、中京芝1200m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
<1>逃げ・先行馬の駆け引き
<2>直線入口で中団より前に
内枠を引いた④モズスーパーフレアがこれまで同様に迷わず行きます。前走で内にこだわって好走した③ライトオンキュー、安定して先行できる⑫セイウンコウセイ、テンのダッシュ力は1200mでも通用する⑯レシステンシアが続きます。
④モズスーパーフレア目線だと、1馬身離して逃げられれば単騎逃げの感覚で息が入りやすく楽です。逆に、他の先行馬は楽をさせないように半馬身くらいの位置でプレッシャーを与え続けたいところ。まず最初の見どころですね。ハイペースは濃厚でしょう。
⑯レシステンシアの外枠は理想的です。外から被されることなく、自分のリズムで内の逃げ・先行馬を見ることができますからね。
<向正面>
↑④
↑
↑③⑫⑯
↑⑤⑨⑩⑭
↑⑥⑬⑮⑱
↑
↑②⑦⑰
↑
↑①⑧⑪
スピード自慢が揃いましたから、2番手以下のポジション争いも激しくなります。短距離戦ではスタートの安定感も重要になってきます。
⑨インディチャンプは初めての1200m戦ですが、手脚の回転が速いピッチ走法で上手く対応できるのではないでしょうか。調教での動きも良くスピード感は十分にあります。
⑭ダノンスマッシュはスタートにやや不安のあるタイプ。パワーがあるから厳しい展開でも我慢できるので、より速い展開になった時に出番がありそうです。
<直線入口>
↑ ④
↑③ ⑯
↑ ⑫ ⑨⑩⑭
↑ ⑥ ⑮⑱
↑ ⑤ ⑬⑰
↑
↑② ⑦
↑ ①⑧⑪
当日にどこまで馬場が悪くなるかにもよりますが、逃げる④モズスーパーフレアは少し外目に出していくでしょう。対して③ライトオンキューは、前走でも見せた内にこだわる競馬をするはず。こちらも良い枠を引きました。
最後はスピードをどこまで持続することができるかの勝負。これだけ前に行きたい馬が揃いましたから、白熱の好勝負が期待できます。
このレースは、直線が長くてタフなコースな割に前が簡単に止まりません。先行できる馬のレベルが高いので、こればかりは仕方ありません。前に取り付けないとどうしようもありませんが、前が潰れる展開になることを祈りましょう。
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