【ニュージーランドT】1番人気が絶不調!荒れる重賞の『穴馬の法則』に合致した1頭

マイルで底を見せていないヴィジュネル

マイルで底を見せていないヴィジュネル


◆ニュージーランドTのポイント◆
ニュージーランドトロフィー(G2、中山芝1600m)は、明らかに内枠有利の傾向が出ているレース。

過去5年で1枠~4枠に入った馬が4勝。馬券に絡んだ1~3着馬15頭のうち、実に10頭が1番~8番枠だった。

▼馬番別成績(過去5年)
1~ 8番[4-3-3-28]複勝率33.3%
9~16番[1-3-2-34]複勝率15.0%

2019年は1~4番枠の馬で上位を独占。また近年は『内枠の超人気薄』が大波乱を演出している。

▼内枠から激走した主な人気薄(過去5年)
18年
3着 2枠2番 デルタバローズ(9人気)

17年
1着 3枠6番 ジョーストリクトリ(12人気)
2着 2枠4番 メイソンジュニア(8人気)

16年
2着 4枠8番 ストーミーシー(14人気)
3着 2枠4番 エクラミレネール(12人気)

中山芝1600mはスタートしてから最初のコーナーまでの距離が240mと短い。外枠に入った馬は外々を回らされることが多く、特に多頭数時の外枠は距離ロスが大きくなる。

穴には内枠を引き当てた人気薄を狙いたい。

◆ニュージーランドTの注目馬◆
ヴィジュネル

1600m戦では、全2勝を含む[2-1-0-0]で連対率100%。これまで馬券外に敗れたのは前走の1400mと1800mだけで、マイルでは底を見せていない。有利な内枠を引き当てた今回、大変身が期待できる激走候補だ。