【アンタレスS】とにかく馬券になる『穴馬の条件』を満たした注目の1頭

絶好のローテーションでアンタレスSに挑むロードブレス

絶好のローテーションでアンタレスSに挑むロードブレス


◆アンタレスSのポイント◆
アンタレスステークス(G3、阪神ダ1800m)は、1800mより長い距離を得意とする馬が好成績を残している。

特に「前走ダ1900m以上のレースで好走した馬」の活躍が目立つ。

▼前走距離別成績(過去5年)
今回延長[0-1-0- 8]複勝率11.1%
同距離 [0-1-5-39]複勝率13.3%
今回短縮[5-3-0-18]複勝率30.8%

▼前走ダ1900m以上の主な好走馬
20年1着 ウェスタールンド(3人気)
→前走船橋ダ2400m2着
同2着 アナザートゥルース(7人気)
→前走船橋ダ2400m1着

19年1着 アナザートゥルース(6人気)
→前走名古屋ダ1900m3着
同2着 グリム(2人気)
→前走名古屋ダ1900m1着

18年1着 グレイトパール(1人気)
→前走京都ダ1900m1着
2着 ミツバ(3人気)
→前走名古屋ダ1900m2着

17年1着 モルトベーネ(3人気)
→前走名古屋ダ1900m4着

16年1着 アウォーディー(1人気)
→前走名古屋ダ1900m1着

2016年から前走ダ1900m以上の馬が5連勝中で、地方交流重賞に使っていた馬の好走率が高い。

2019年は名古屋大賞典(Jpn3、名古屋ダ1900m)組が1、2着。20年は2頭しか出走馬がいなかったダイオライト記念(Jpn2、船橋ダ2400m)組のワンツーだった。

JRAに比べてメンバーの質が落ちる地方交流重賞で好走していても、実力を過小評価される傾向が強い。2019年から2年連続で馬券に絡んでいるアナザートゥルースは、一昨年は6番人気で優勝。連覇のかかっていた昨年は7番人気の低評価だった。

◆アンタレスSの注目馬◆
ロードブレス

前走名古屋大賞典(Jpn3、名古屋ダ1900m)の3着馬。近走は地方交流重賞に使われているものの中央のダート戦では5戦4勝で、5走前にオープン特別で勝利した経験がある。久々のJRA戦で人気を落としている今回は絶好の狙い目だ。