【マイラーズC】阪神開催だった10年前も来ていた「マル秘データ」に該当する1頭


今年のマイラーズカップ(G2、芝外1600m)は阪神競馬場で開催されます。

もともとマイラーズCは、2011年まで阪神で行われていたのをご存じですか?そこで今回は、阪神外回りで行われていた2007~11年の結果を振り返ってみました。

目に留まるのが「前走1番人気で負けた馬」の巻き返しです。

▼前走1番人気で負けた馬の好走例(07~11年)
08年2着 ニシノマナムスメ
→前走中山牝馬S1番人気で4着

10年2着 トライアンフマーチ
→前走ダービー卿CT1番人気で10着
10年3着 キャプテントゥーレ
→前走アメリカJCC1番人気で11着

11年1着 シルポート
→前走大阪城S1番人気で6着
11年2着 クレバートウショウ
→前走六甲S1番人気で2着
11年3着 ダノンヨーヨー
→前走東京新聞杯1番人気で7着

といったように、5年間で5頭も前走1番人気で負けていた馬が馬券に絡んでいました。

特に11年では1~3着で上位を独占。2着に入ったクレバートウショウは前走2着なのに14番人気と一気に評価を落として、波乱の立役者となりました。

「前走で1番人気=ファンから実力を評価されている」と言えます。阪神外回りマイルはJRA全10場の中でも紛れが少ないと言われ、各馬が能力を発揮しやすいコースです。前走で力を出し切れなかった実力馬にとって、阪神外回りは絶好の舞台といっても過言ではありません。

今年の出走馬で、前走1番人気で負けたのはワールドウインズのみ!

前走の六甲Sは初のオープン出走で1番人気に支持されたものの、雨で上滑りする馬場が影響したのか8着止まり。良馬場ならもっと走れる可能性があり、前走の敗戦で人気を落とすようならオイシイ1頭ではないでしょうか?!