【日本ダービー】今春も絶好調!ダービージョッキー・アンカツが自信の本命馬&勝負買い目を公開!

04年ダービーをキングカメハメハで勝っている安藤勝己さん

04年ダービーをキングカメハメハで勝っている安藤勝己さん


今春のG1予想は怒涛の8戦6勝!日本ダービー(G1、東京芝2400m)を2004年にキングカメハメハで勝っている、「アンカツ」こと安藤勝己さんが元ジョッキーの視点から鋭く予想します。

☆ポイント☆皐月賞の上位馬が強い

いよいよ今週末は競馬の祭典、日本ダービーやね。

今年は牝馬路線から桜花賞2着サトノレイナスがこっちに回ってきて面白くなったけど、基本的にダービーは『皐月賞1~3着馬』が強いレースだ。

▼皐月賞上位馬の成績(過去3年)
2020年
1着 コントレイル(1人気)→皐月賞1着
2着 サリオス(2人気)→皐月賞2着

2019年
2着 ダノンキングリー(3人気)→皐月賞3着
3着 ヴェロックス(2人気)→皐月賞2着

2018年
2着 エポカドーロ(4人気)→皐月賞1着

牡馬クラシック1冠目の皐月賞で好走するには3歳春時点での完成度だけでなく、持って生まれた『絶対能力』が重要になる。

オレが2004年のダービーで騎乗して勝ったキングカメハメハは正直、どう乗っても勝てる自信があった。実際に勝負どころで強引な競馬をしても押し切れたからね。

逆に2011年のダービーで2着だったウインバリアシオンは、レース展開を考えれば差し切っても不思議なかった。オルフェーヴルに直線で並びかけた時は「イケる!」と思ったが、逆に突き放されたから驚いたよ。

相手は後の3冠馬だから仕方ないけど、あれこそ格の違いやね。ジョッキーの立場だと、ホンマどう乗っても敵わんかったわ(苦笑)。

話を今年のダービーに戻すと、デビューから4戦無敗で皐月賞を制したエフフォーリアは、今年の牡馬クラシック戦線で抜けた存在なのは間違いない。

皐月賞上位組の中でも、皐月賞で1~3番人気に支持された馬は毎年よく来とるわな(過去5年で[2-3-0-1]連対率83.3%)。唯一3着以下に負けたのが左回り未経験だったサートゥルナーリア(2019年1人気で4着)やけど、エフフォーリアは東京コースで実績があるから問題ないやろ。

馬券的には前走の皐月賞で好走したのに、世間の評価が高くない伏兵候補に注目しとる。牡馬クラシックで掲示板に載った実力は侮れん。フロック視されるようなら狙い目や。

春のG1予想も絶好調!ダービー騎手アンカツこと安藤勝己さんが「勝負買い目」を披露!

第88回日本ダービーの予想は、レース前日5月29日(土)夜にサイト内スペシャル企画『2021日本ダービー予想バトル』で公開します!