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【函館記念】名騎手アンカツが「荒れる夏重賞の攻略法」を伝授!自信の本命馬◎はコレや!
2021/7/17(土)
安藤勝己さんらと函館記念3連覇を果たしたエリモハリアー
2021年の上半期G1もヒット連発!G1レース通算22勝の名騎手「アンカツ」こと安藤勝己さんが、2006年にエリモハリアーで勝利した函館記念(G3、函館芝2000m)を、元ジョッキーの視点からズバリ予想します!
☆ポイント☆函館芝適性の見極め
北海道シリーズの舞台となる函館と札幌は「洋芝」で行われる。中央主場の速い時計が出る馬場と違い、好走するには持久力やパワーが必要。競馬歴の長いファンなら夏競馬になると、1度は見聞きしたことがあるんじゃないかな?
函館記念を予想するうえで、「函館芝適性の見極め」を避けては通れない。
近走はサッパリでも、洋芝の北海道開催に替わった途端これまでの不振がウソのような大変身を遂げる馬は少なくない。過去5年の函館記念を振り返っても、1~3着馬15頭のうち10頭に洋芝の函館や札幌で勝利経験があった。
▼北海道開催で勝利経験のあった好走馬(過去5年)
2020年
2着 ドゥオーモ (13人気)
3着 バイオスパーク (3人気)
2019年
1着 マイスタイル (1人気)
2着 マイネルファンロン (9人気)
2018年
2着 サクラアンプルール (7人気)
2017年
2着 タマモベストプレイ (14人気)
3着 ヤマカツライデン (7人気)
2016年
1着 マイネルミラノ (3人気)
2着 ケイティープライド (13人気)
3着 ツクバアズマオー (9人気)
少し古い話で恐縮だけど、2006年にオレが騎乗して勝ったエリモハリアーは典型的な「洋芝巧者」だった。函館記念3連覇を筆頭に全9勝中6勝が函館か札幌だし、実際に時計がかかる馬場では本当に強かったからね。
先週や土曜の競馬を見ると、いまの函館は極端に速い時計が出る馬場やない。例年と同じく洋芝実績があり持久力に秀でた、先行粘り込みタイプの馬が狙い目になる。
今年は去年の1~3着馬(アドマイヤジャスタ、ドゥオーモ、バイオスパーク)がそろって出走。他にも北海道開催の函館、札幌では着順を上げる人気薄もいるから、面白いレースになるやろね。
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