【アイビスサマーダッシュ】年に1度の特殊な舞台の重賞だから来る!「好走馬の共通点」を持つ馬は!?

18年アイビスサマーダッシュを快勝したダイメイプリンセス

18年アイビスサマーダッシュを快勝したダイメイプリンセス


アイビスサマーダッシュ(G3)が行われる新潟芝1000mは、直線だけを走る異例のコース設定。JRA全10場の中でも「コーナーがない」設定のレースは、この新潟芝1000m戦だけです。

とにかくスピードとダッシュ力が求められるだけに、年間通して「逃げ・先行馬」が強いコース。特にアイビスサマーダッシュは開幕週の開催なので先行馬が圧倒的に有利で、スタートで速いダッシュを決めることが重要です。

要するにスタートダッシュの速い馬が分かれば、好配当をゲットできる可能性が高まります。

スタートダッシュの速い馬を見分ける方法があるのをご存知ですか?各馬の「後ろ脚」です!

具体的には後ろ脚の飛節部分が折れている「曲飛」の構造をした馬です。

「曲飛」の馬は後ろ脚でキックした際に伸び切らない分、次の一歩が速くなり、脚の回転力が増す傾向にあります。

2019年の覇者で今年も出走してくるライオンボスを始め、2017年2着フィドゥーシア、18年1着ダイメイプリンセスなども後ろ脚が「曲飛」の構造をしており、いずれも逃げ~先行策で好走しました!

ライオンボス

19年覇者ライオンボスの馬体

また、この3頭はいずれも「胴が長い」体型だった点も見逃せません。短距離は胴が短い馬のほうが向いているイメージがあるかもしれませんが、逆の傾向が出ています。

アイビスサマーダッシュの行われる新潟千直コースは前述の通り、コーナーがありません。そのため明確に息が入るポイントがなく、スタートからダッシュを決めた後はゴールまでいかに「スピードを持続させるか」がカギになります。

胴が長い馬は、長く脚を使えるタイプが多いのが特徴です。スタートダッシュの速い「曲飛」との相性が良く、持続力が求められるアイビスサマーダッシュにピッタリの馬体構造です!

このように特殊な条件だからこそ「コース形態に合った馬体構造」を把握しておくことが馬券的中への近道といえるでしょう!(コース適性分析班・大宮)

好走する馬は【馬体】から導き出せる!『馬体予想』でブレークしたのが、元大手牧場スタッフのやーしゅんさん。アイビスサマーダッシュでは2年連続でNo.1評価が連対中で、2019年には穴の特注馬として推奨したオールポッシブル(9番人気)が3着に激走しました!

やーしゅんさんのNO.1評価は、『馬体フォーカス』で公開中です!