【京王杯スプリングC】牝馬のサンクスノートがレコードで大金星!

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10年5月15日(土)、2回東京7日目11Rで第55回 京王杯スプリングC(GⅡ)(芝1400m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の10番人気・サンクスノートが、スタート直後からアーバニティと併せるように2頭で後続にリードをとって先行。直線半ばから、脚色に勝るサンクスノートが抜け出すと、後方から追い込んできたマルカフェニックスの追撃も振り切り重賞初勝利を達成した!
なお、勝ちタイムの1:19.8(良)は、07年の京王杯SCでエイシンドーバーがマークした1:20.0を0.2秒更新するレコードとなった。

2着にはクビ差で、豪快な末脚で追い込んだ5番人気・マルカフェニックス(牡6、栗東・松永昌厩舎)、3着には3番人気・アーバニティ(牡6、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたエーシンフォワードは4番手からレースを進めたが、直線ピリッとしたところがなく、前との差が縮まらず4着に敗れた。

勝ったサンクスノートは08年4月に3歳未勝利戦でデビュー勝ち。昨年11月の醍醐Sを制してオープン入り。昇級後の2戦は結果が伴わなかったものの、10番人気の低評価を覆しての重賞初制覇となった。

同馬の馬主は下河邉 行雄氏、生産者は門別の下河辺牧場。馬名の意味由来は「感謝の書置き」。

騎乗していた蛯名正義騎手は、本レース初勝利で、中央競馬史上6人目、現役3人目の記録となるJRA重賞通算90勝を達成。

管理する二ノ宮敬宇調教師は本年のJRA重賞3勝目。JRA重賞通算18勝目。サクラバクシンオー産駒は、本年はファルコンS(エーシンホワイティ)に続いて2勝目、JRA重賞通算25勝目。生産者の下河辺牧場はJRA重賞通算16勝目。

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サンクスノート
(牝5、美浦・二ノ宮厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:スリーソウツ
母父:Halo
通算成績:17戦6勝


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