【京都大賞典】今年は阪神!例年とは異なる条件にピッタリの「激走候補」はこの2頭!

上がり勝負も苦にしないオルフェーヴル産駒アイアンバローズ

上がり勝負も苦にしないオルフェーヴル産駒アイアンバローズ


今年の京都大賞典(G2)は、京都競馬場が大規模改修工事のため、阪神芝2400mで行われます。

同じ距離でも、直線平坦な京都に対して阪神はゴール前に急坂があり、直線の長さも阪神外回りのほうが70m以上長い設計。好走するために求められる適性は異なり、より末脚が重賞な舞台といえそうです。

阪神芝2400mで行われる重賞といえば神戸新聞杯。近2年は中京開催だったので、2019年以前のレースを参考にしてみると、メンバー最速の上がりを記録した馬はなんと複勝率100%です!

▼神戸新聞杯の上がり最速馬の成績
11年1着 オルフェーヴル・・・上がり32秒8
12年1着 ゴールドシップ・・・上がり34秒5
13年2着 マジェスティハーツ・上がり33秒6
14年3着 トーホウジャッカル・上がり34秒8
15年2着 リアルスティール・・上がり34秒0
16年2着 ミッキーロケット・・上がり34秒0
17年2着 キセキ・・・・・・・上がり33秒9
18年2着 エタリオウ・・・・・上がり33秒9
19年1着 サートゥルナーリア・上がり32秒3
19年3着 ワールドプレミア・・上がり32秒3
※2020、21年は中京開催

[3-5-2-0]で連対率も80%をマーク。時には上がり32秒台が記録される年もあり、とにかく「メンバー上位の上がり」を繰り出せして結果を残してきた馬は要注意です!

今年の出走メンバーで、自身の上がりが速いレースを得意とするのはアイアンバローズヒートオンビートの2頭。

前走でメンバー最速の上がりで32~33秒台をマークしており、コンスタントに速い上がりを繰り出せるタイプ。末脚勝負になりやすい阪神芝2400mはピッタリといえそうです!(コース適性分析班・大宮)