【マイルCS】力勝負濃厚!?マイル王決定戦は実績馬を評価!

昨年は女王グランアレグリアが力の違いを見せて完勝

昨年は女王グランアレグリアが力の違いを見せて完勝


過去10年を振り返ると、前走二桁着順からの巻き返しは見られず、5番人気以内の馬が上位を占めることが多いため無理な穴狙いは避けた方が良さそう。年齢では4歳馬の信頼性が高い。

グランアレグリアが連覇を狙う。マイル戦における強さは既に説明の必要がないほど。あえて気になる点をあげれば、前走東京2000の天皇賞秋で頑張った反動がどうかというところか。最終追い切りの動き、気配をチェックしておいた方が良いだろう。

昨年の2着馬インディチャンプも姿を見せる。こちらもこれまでの実績から、能力やコース適性について論じることもないだろう。安田記念からの直行は昨年同様の臨戦過程ではあるが、追い切りの内容、動きを確認しておきたい。

3歳馬シュネルマイスターがマイルの頂点を目指す。春にNHKマイルCを制して3歳マイル王者の座についたが、古馬トップマイラー相手の安田記念では僅差の3着に敗れた。夏を越え、距離は違えど安田記念勝ち馬ダノンキングリーを毎日王冠で下し、今回はグランアレグリアとの差を逆転できるかどうか興味深い。

また4歳馬のなかではサリオスの巻き返しに期待したい。世代上位の力を持つ同馬が、休養を挟んでどのような仕上がりで臨んでくるか。