トピックスTopics
【マイルCS】展開向くぞ!『激走ポジション』から突き抜ける馬は!?
2021/11/21(日)

安田記念の雪辱を晴らしたい3歳馬シュネルマイスター
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!
今週はマイルチャンピオンシップ(G1、阪神芝1600m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
<1>ハイペースからの直線勝負
<2>スムーズに立ち回る位置取り
スプリント路線から挑戦してきた⑮サウンドカナロアは押さえが利かないでしょうし、逃げるしかありません。⑩ロータスランドは揉まれたくないタイプで、ペースを落とすことはしないはず。先行馬も揃っているのでハイペースと読みます。
<向正面>
⑮↑
⑩ ↑
↑
⑨⑦①↑
⑯⑥⑤↑
⑬⑫ ↑
↑
⑭③②↑
⑪⑧④↑
これに続くのが①ホウオウアマゾン、⑦インディチャンプ、⑨グレナディアガーズという安定して前で運べる馬たち。後ろに切れ味抜群の馬が控えているので、ある程度のリードを保ちながら直線に向きたいところ。
開催も後半に入り馬場も荒れてきましたが、①ホウオウアマゾンはラチ沿いの僅かに荒れていない部分に右脚を引っ掛けて走れればスピードが出しやすく溜めも利くはずです。
<直線入口>
⑩ ↑
↑
⑨⑦⑮①↑
⑯⑥⑤ ↑
⑬⑫ ↑
②↑
③ ④ ↑
⑪ ⑧ ↑
⑭ ↑
⑫グランアレグリアはこの流れだと中団やや前目といったところでしょうか。ルメール騎手ですから遅ければもっと前に行くと思います。ジッと脚を溜めて直線勝負に持ち込みます。
③シュネルマイスターはスタートがやや遅い点が気掛かりですが、この枠からでも外に持ち出すことはできるでしょうし、しっかりと直線勝負できる態勢は作れると思います。
最後は長い直線と急坂で激しい攻防が繰り広げられます。逃げ、先行馬はどこまで我慢できるか。差し、追い込み馬はスムーズに伸びてこれるか。馬の状態や能力はもちろんですが、ロスの少ないスムーズな立ち回りが勝負を分けることになりそうです。(元JRA騎手)
この記事に取り上げられているレース
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/10/20(月) 【2歳馬情報】セレクトセール史上2番目の高額馬が待望のデビュー!
- 2025/10/19(日) 【秋華賞】淀の舞台で復権!桜花賞馬エンブロイダリーが二冠達成V!
- 2025/10/19(日) 【菊花賞】出走馬格付けバトル!総合1位は2頭!栄冠を手にするのはどの馬か!?
- 2025/10/19(日) 【秋華賞】タイトル奪取を後押しする衝撃データ!円熟の名手が二冠へ導く!
- 2025/10/18(土) 【富士S】3年1か月ぶりの勝利の美酒!ガイアフォースが復活のV!
- 2025/10/18(土) 【秋華賞】伝説が生まれた舞台、三冠牝馬たちの記憶
- 2025/10/18(土) 【秋華賞】異色ローテの結末!?樫の女王に逆らうのは…
- 2025/10/19(日) 【秋華賞】狙いは伏兵!元ジョッキーが狙う魅惑の穴馬