【京成杯】クラシックへの登竜門!中山を舞台にしたスタミナ勝負を制する馬は!?

昨年は内から抜け出したグラティアスが重賞初制覇

昨年は内から抜け出したグラティアスが重賞初制覇


今週は中山競馬場にて京成杯が行われます。年明けの3歳限定戦でクラシック1冠目の皐月賞と同コースで行われるだけに注目度の高い1戦になりそうです。

今年も実力馬が出走を予定していますが、その中から注目馬をピックアップし重賞展望していきます!

実績では、アライバル。デビュー戦では中団で脚を溜めると、直線外に出してから、鋭い末脚で楽に抜け出し2馬身半差の完勝。続く新潟2歳Sでは、まだ緩さを残す中、後の朝日杯FS2着馬セリフォスに次ぐ3F33.0秒の上がりを繰り出し、大器の片鱗を見せました。

鞍上のコメントからも距離延長は歓迎で、今回どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみな1頭になりそうです。

爆発度ではヴェールランス。前走ではペースが流れた中、好位を追走し、最後は勝ち馬の決め手に屈したが2歳コースレコードのクビ差2着と力のあるところを見せました。血統背景からも母が桜花賞を勝っているジュエラーという良血馬で要注目の1頭になりそうです。

総合力ではテンダンス。未勝利戦で4馬身差の完勝を飾ると、前走の大出世レース東スポ杯2歳Sでは好位追走から直線では内を突き3着。勝ち馬から離されましたが、見せ場十分の内容。出脚も良く、馬群を割れるレースセンスも抜群。東京から中山にコースが替わり、持ち味が更に活きそうな雰囲気が漂う1頭です。