【フェブラリーS】ソダシとは真逆の馬が馬券になる!?(PR)

昨年のフェブラリーSでは9番人気で2着に激走したエアスピネル<br>写真提供:競馬ラボ

昨年のフェブラリーSでは9番人気で2着に激走したエアスピネル
写真提供:競馬ラボ


先週の京都記念では、「Aコースを使う1回阪神では逃げ先行馬が圧倒的に有利」と取り上げた通りのレース結果となり、特注馬のアフリカンゴールドが12番人気で勝利しました!

今週も必見の激走パターンがあります。予想を始める前に、見ておいて損はないですよ。

フェブラリーステークス(G1、東京ダ1600m)の直近2年間を見ると、波乱が続いています。

2020年のフェブラリーステークス成績
1着 1番人気
2着 16番人気
3着 3番人気

3連単 464,920円

2021年のフェブラリーステークス成績
1着 1番人気
2着 9番人気
3着 8番人気

3連単 101,710円

これ以降では、なぜここまで波乱となるのかを紐解いていきます。ぜひ、予想に役立ててください。

実は毎年起こる特殊な現象だった

一般的にダート戦では、競馬場のコース形態や距離を問わず、逃げ・先行馬が有利となります。これは、今回の舞台である東京ダ1600mでも同じです。

東京ダ1600m脚質別成績
逃げ[28-30-23-155]
勝率11.9% 連対率24.6% 複勝率34.3%

先行[107-99-84-578]
勝率12.3% 連対率23.7% 複勝率33.4%

差し[78-79-96-10368]
勝率6.1% 連対率12.2% 複勝率19.6%

追込[23-27-35-10498]
勝率2.0% 連対率4.4% 複勝率7.5%
集計期間20年2/1~22年2/13

直線の長い東京コースでも、逃げ・先行馬が活躍しているのが、上のデータからもわかると思います。

しかし、フェブラリーステークスに限っては話が別です。一転して差し・追い込みが、かなりの頻度で決まっています。

フェブラリーS脚質別成績(過去10年)
逃げ[1-0-0-9]
勝率10.0% 連対率10.0% 複勝率10.0%

先行[4-2-1-32]
勝率10.3% 連対率15.4% 複勝率17.9%

差し[3-6-6-46]
勝率4.9% 連対率14.8% 複勝率24.6%

追込[2-2-3-41]
勝率4.2% 連対率8.3% 複勝率14.6%

ダートの中央G1は、年間でもフェブラリーステークスと暮れのチャンピオンズカップの2つしかなく、数少ないタイトルを目指すことになります。

そのため出走各馬のモチベーションは高く、序盤のポジション争いは自然と激しくなり、最後の長い直線では前の馬が苦しくなってしまう傾向があります。そこにゴール前まで末脚を温存していた馬が襲い掛かるわけです。

直近5年を振り返っても21年2着エアスピネル(9人気)、20年2着ケイティブレイブ(16人気)、19年3着ユラノト(8人気)、18年3着インカンテーション(6人気)、17年2着ベストウォーリア(5人気)など、毎年のように伏兵の差し・追い込み馬が馬券になっています。

今年は、芝レースでもスピード上位のソダシ、ダイワキャグニーが参戦。例年にも増して道中の流れが速くなりそうなメンバー構成です。フェブラリーステークスと同舞台の武蔵野S1着ソリストサンダー、同2着エアスピネルなど、ダートで鋭い決め手がある馬は要注意でしょう。

また、チャンピオンズカップで直線一気の競馬で2着と0秒3差の5着に追い込んできたサンライズノヴァ。前哨戦で目立った末脚を見せたスワーヴアラミステイエムサウスダンにとっても好条件と言えそうです。

変則メンバーでも柔軟に対応する方法

今年は、昨年のチャンピオンズカップを6馬身差で圧勝したテーオーケインズ、同2着馬で川崎記念を制したチュウワウィザード、ブリーダーズCディスタフを制したマルシュロレーヌといった実績馬が海外遠征で不在。

そこに、まだダート適性が明らかになっていないソダシとダイワキャグニーという、芝のマイル戦で好走歴がある馬が参戦してきました。

混戦メンバーの能力比較、追い切りの動きや直前の状態、当日の天候や馬場などを見極める必要があります。そこに、枠順次第で変わる陣営のレースプランも加わるため、ひと筋縄では行かないでしょう。

上記で紹介した項目を1つ1つ、時間をかけて正確に分析するのは困難なはず。そこで役に立つのが、競走馬を長年にわたって間近で見てきた元調教師が、出走させる側の視点をもとに選出する【 馬券候補5頭 】です。

フェブラリーステークスの前哨戦でも推奨馬同士の決着。ファンとは一戦を画する視点のレベルを証明しています。

東海ステークス・推奨馬

③アイオライト
⑤スワーヴアラミス(7人気1着)
⑪オーヴェルニュ(1人気2着)
⑬ブルベアイリーデ(3人気3着)
⑮サンライズホープ
(馬番順)

馬連2660円、3連複4490円、3連単3万9750円決着

スワーヴアラミスは、出遅れたチャンピオンズカップでも8着と力を見せていました。深いブリンカーだと怖がる面があるようで、今回から浅いものに切り替え、追い込む競馬で一変。

実績を考えると7番人気と評価を落としていましたが、ここで十分に好走できると見抜いています。

根岸ステークスでも…

⑤オメガレインボー
⑦ヘリオス(4人気2着)
⑧タガノビューティー(2人気3着)
⑨ソリストサンダー
⑪テイエムサウスダン(6人気1着)
(馬番順)

馬連3680円、3連複5990円、3連単3万4910円決着

6番人気の評価を覆して勝利したテイエムサウスダン。岩田騎手が勝利騎手インタビューで話していたように、追い切り以外でも付きっ切りと相当気に入っていたようです。飯田雄厩舎も久々の中央重賞勝利に力が入っていたはずで、見事な差し切りでした。騎手や厩舎の分析もファンではなかなか難しい視点ですよね。。

これを見ておけば、予想の手助けになること間違いなしです!競馬ファンとは一線を画す視点を、ぜひ体感してみてください。

フェブラリーステークスでは【 馬券候補5頭 】を予想に活かして的中を狙ってみましょう!
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