【チューリップ賞】昨年も該当馬が勝利!見落とされがちな「激走馬の法則」に当てはまる妙味大の1頭

前走からの巻き返しに期待の懸かる<br>ステルナティーア

前走からの巻き返しに期待の懸かる
ステルナティーア


チューリップ賞(G2・阪神芝1600m)は3歳牝馬によって行われる、世代限定の重賞レースです。

2歳・3歳の「世代限定重賞」は、古馬混合重賞と比べて、独特の傾向が出やすいのが特徴。

共同通信杯でも昨年も7番人気馬が激走!少頭数でも波乱含みの重賞で激アツの逆転候補の記事で勝ち馬のダノンベルーガを推奨することができました。

今週のチューリップ賞にもシンプルだけど見落とされがちな「好走馬の法則」があるんです!

注目すべきポイントは「競走馬の生まれた月」です!

過去5年の成績を見ると「早生まれ」になればなるほど好成績。特に1月・2月生まれの成績は群を抜いています!

▼生月別成績(過去5年)
1月生[2- 0- 2- 3]複勝率57.1%
2月生[3- 4- 1-17]複勝率32.0%
3月生[0- 0- 2-11]複勝率15.4%
4月生[1- 0- 0-11]複勝率 8.3%
5月生[0- 0- 0- 4]複勝率 0.0%

▼「1月生まれ」の好走馬(過去5年)
2021年
1着エリザベスタワー(3人気)

2019年
1着ダノンファンタジー(1人気)

3着ノーブルスコア(7人気)

2017年
3着リスグラシュー(2人気)

チューリップ賞は人間でいえば成長段階にある、中学~高校生くらいの時期に行われる重賞です。

早生まれほど馬体の完成度が高いことが多いため、潜在能力を引き出しやすく、好走が目立っているのでしょう。

今年の出走馬で「1月生」なのはステルナティーア1頭のみ!前走の阪神JFでは不利などもあって7着と敗れましたが、サウジアラビアRCでは牡馬相手に2着と既に重賞でも通用する能力は証明ずみ。巻き返しがあってもおかしくない1頭です!