【中山牝馬S】5年連続で連対中!「好走馬の法則」にピタリ合致した爆穴候補

前走同条件で勝利しているローザノワール

前走同条件で勝利しているローザノワール


今週は中山牝馬ステークス(G3、中山芝1800m)が行われます。このレースには過去5年ずっと続いている「好走馬の法則」があることをご存じでしょうか?

ズバリ、馬体重が「470kg」以上の馬を狙うだけでいいんです!

▼馬体重別成績(過去5年)
470kg以上[4-5-3-28]複勝率30.0%
469kg以下[1-0-2-33]複勝率 8.3%

中山牝馬Sが行われるのは3月開催の2週目。野芝の成長が休止期なため、洋芝をオーバーシードした状態でレースが施行されます。

そのため、見た目はきれいな状態でも、パワーを要す馬場状態となっているのが特徴。その分、体重が軽いスピードタイプの馬より、体重の重いパワータイプの馬の好走が目立っているのでしょう。

さらに馬体重が「470kg」以上の馬を詳しく調べると、1~3着に好走した12頭のうち、実に9頭が「4コーナー7番手以内」で回った馬。しかも、この9頭はすべて前走でも「4コーナー7番手以内」で回った馬でした。

▼「470kg以上」で「4コーナー7番手以内」で回った好走馬(過去5年)
21年2着ロザムール(5人気)
→前走4コーナー1番手

21年3着フェアリーポルカ(6人気)
→前走4コーナー4番手

20年1着フェアリーポルカ(3人気)
→前走4コーナー7番手

20年2着リュヌルージュ(14人気)
→前走4コーナー2番手

20年3着エスポワール(1人気)
→前走4コーナー2番手

19年1着フロンテアクイーン(5人気)
→前走4コーナー2番手

18年2着フロンテアクイーン(2人気)
→前走4コーナー5番手

17年1着トーセンビクトリー(5人気)
→前走4コーナー1番手

17年3着クインズミラーグロ(7人気)
→前走4コーナー3番手

中山競馬場の芝コースは直線が310mと短いため、直線だけで追い込むのは至難の業。

先々週に同コースで行われた中山記念でも【中山記念】過去10年で9勝!『激走ポジション』から浮上した超有力◎候補の記事で推奨したパンサラッサが逃げ切り勝ちをおさめていたように、ある程度好位で競馬の出来る「先行馬」が有利です。

今週の出走馬で馬体重が「470kg」以上で前走「4コーナー7番手以内」で競馬をしていた馬はアブレイズシャムロックヒルロザムールローザノワールの4頭。

特にローザノワールは同コースで行われた前走のディセンバーSで、牡馬相手に逃げ切り勝ち。今回もマイペースに持ち込むことができれば、再度の粘りこみがあっても驚けません!