【ファルコンS】7年連続で馬券内!今年の「好走パターン」に該当する逆転候補

好走パターンに合致するオタルエバー

好走パターンに合致するオタルエバー


ファルコンステークス(G3、中京芝1400m)は過去5年、1番人気の勝利はなく、2着が2回あるのみ。人気薄の好走も多く、高配当も十分に期待できるレースです。

荒れやすい=難しい、と思ってしまいがちですが、実はとってもカンタンに好走馬を絞り込むことができます。

前走「重賞」クラスに出走していた馬に注目してください。

▼前走クラス別成績(過去5年)
G1 [0- 3- 3- 7]複勝率46.2%
G3 [4- 0- 0- 7]複勝率36.4%
オープン[0- 1- 0-25]複勝率 3.8%
1勝 [1- 1- 1-21]複勝率12.5%
未勝利 [0- 0- 0- 3]複勝率 0.0%

過去5年では「前走G3組」が勝利数トップの4勝。また「前走G1組」が複勝率トップの46.2%とこの2つの路線から挑む馬が好成績を残しています。

「前走G3組」「前走G1組」この2つから合計10頭が馬券に絡んでいますが、このうち半数以上の7頭が前走「馬券外」から巻き返した馬で、なんと7年連続で3着以内に入っているんです!

▼「前走重賞組」で「馬券外」から好走した馬(過去5年)
21年3着モントライゼ(2人気)
→前走朝日杯FS 10着

20年1着シャインガーネット(6人気)
→前走フェアリーS 4着

19年1着ハッピーアワー(4人気)
→前走シンザン記念 5着

19年3着ローゼンクリーガー(2人気)
→前走阪神JF 12着

18年2着アサクサゲンキ(7人気)
→前走朝日杯FS 10着

18年3着フロンティア(5人気)
→前走朝日杯FS 8着

17年1着コウソクストレート(3人気)
→前走シンザン記念 14着

基本的に「前走重賞組」はココまで強い馬たちと対戦していることが多く、同世代同士でのレースでは強豪との対戦が次走で活きてくるケースが多々あります。

特にファルコンSは1400mという中間距離だけに、前走の重賞では条件が合わなかった馬たちの巻き返しが多くなっているのでしょう。

今年の出走馬で「前走重賞組」で「馬券外」だった馬はオタルエバーエイシンシュトルムの2頭。

特にオタルエバーは前走の朝日杯FSで12着に敗れているものの、2歳時には新潟2歳Sで僅差の3着と能力は証明済み。芝1400m戦の適性は十分で巻き返しに期待したい1頭です。