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【高松宮記念】今年は1頭だけ!3年続けて好走中の「最新トレンド」から浮上した軸馬候補
2022/3/25(金)
最新トレンドに合致したグレナディアガーズ
高松宮記念(G1、中京芝1200m)には、ここに来て毎年該当馬が来ている「最新トレンド」があるのをご存知ですか?
論より証拠。2019年に3番人気ミスターメロディが快勝したのに続き、20年は2着グランアレグリア、3着ダイアトニックが揃って好走。昨年も2着レシステンシア、3着インディチャンプが馬券に絡みました。
上記で挙げた過去3年における好走馬の意外な共通点……。それは『高松宮記念が初めての芝1200m戦』だったことです!
●19年
1着 ミスターメロディ(3人気)
●20年
2着 グランアレグリア(2人気)
3着 ダイアトニック(4人気)
●21年
2着 レシステンシア(2人気)
3着 インディチャンプ(4人気)
1着 ミスターメロディ(3人気)
●20年
2着 グランアレグリア(2人気)
3着 ダイアトニック(4人気)
●21年
2着 レシステンシア(2人気)
3着 インディチャンプ(4人気)
同じ短距離のカテゴリーでも芝1200mと芝1600mは全くの別物。特に高松宮記念には例年スピード自慢が集結するため、ペースの違いに戸惑いそうですよね?
しかし、現実は全く逆。距離実績を不安視された有力馬が毎年のように好走しています。
高松宮記念の舞台となる中京芝1200mは、スタート直後は緩やかな上り坂。そのため短距離戦にしては序盤の先手争いは激しくなりにくいのが特徴です。また直線も412.5mと長いため、「前半に飛ばし過ぎるとゴール前で苦しくなる……」という心理が働くのでしょう。
このようにコース形態とジョッキー心理により、スプリント実績が無い馬でも道中で無理することなく流れに乗ることができます。
ただし、初の芝1200m戦だからと言って、どんな馬でも狙うのはNG。19年のマイルCS勝ち馬ステルヴィオは20年9着と明暗が分かれる結果に。
そこで高松宮記念が初の芝1200m好走馬の成績を調べたところ、5頭全てに「芝1400mの重賞で1~3着」、19年1着ミスターメロディを除く4頭に「芝1600mのG1馬」という共通点がありました。
今年、2つの激走条件に完全合致したのはグレナディアガーズ1頭のみ。20年朝日杯フューチュリティS(G1、阪神芝1600m)勝ち馬で、前走は阪神芝1400mの阪神Cを快勝と、最新トレンドから浮上した有力な軸馬候補です!
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