【マーチS】荒れるハンデ重賞で発見!馬券率ダントツ「中山ダ1800m」マイスター

三浦騎手とコンビを組むカデナ

三浦騎手とコンビを組むカデナ


マーチステークス(G3)が行われる中山ダ1800mは、コース全体の高低差は4.4メートルとJRA全10場の中で最も起伏が激しいのが特徴です。

しかもスタート直後から中山名物「心臓破りの急坂」を駆け上がり、向こう正面は下り坂。3~4コーナーを回って再び直線の急坂となる非常にタフなコースで、砂が深いことも相まって最後は我慢比べとなります。

好走するには優れたパワーと持久力はもちろんのこと、ゴール前までスタミナを温存できるよう道中のペース配分に気をつけなければなりません。

このように競馬ファンの想像以上に特殊な舞台なのがお分かりいただけたかと思います。

またマーチSは中京でG1高松宮記念、ドバイ国際競走が行われるため、リーディング上位騎手は数えるほどしかいません。

そんな状況下にあって日曜の中山に居残った騎手のなかで、中山ダ1800mで抜群の成績を残しているジョッキーが『三浦騎手』です!

▼三浦騎手の中山ダ1800m成績
[14-20-17-81]
勝率10.6% 連対率25.8% 複勝率38.6%
※集計期間20年1月~22年3/21

中山ダ1800mで連対率25.8%は約4回に1回は2着以内、複勝率38.6%は3回に1回以上馬券に絡んでいる計算で、リーディング上位騎手に勝るとも劣らない成績を残しているのをご存知でしたか?

特に2022年に入ってからは人気薄で穴馬券を連発!3/21(月)の韓国馬事会杯(3勝クラス)では7番人気の伏兵を3着に持ってくるなど、手綱捌きが冴えわたっています。

先週のフラワーC(G3、中山芝1800m)でも、9番人気の穴馬ニシノラブウインクで2着に激走した三浦騎手。久々のコンビ復活となるマーチSのカデナはダートでは底を見せていないだけに、中山ダ1800mを得意とする腕達者ジョッキーに導かれ変身に要注意です!

参考までに「騎手×コース」の連対率は、競馬ラボのweb新聞でチェックできます。好成績のコンビは「ピンク>オレンジ>黄色」の順番で表示されますので、誰でもカンタンに狙い馬がひと目で分かります。

例えばマーチSと同じくダート重賞の根岸Sでは、人気薄でもバンバン来る!東京ダ1400mで急浮上する隠れコース巧者の記事で猛プッシュした、岩田康騎手に導かれたテイエムサウスダンが6番人気で快勝!

岩田康騎手は関西所属のため関東圏の東京で乗る機会こそ少ないものの、先週時点で合計16回騎乗して連対率43.8%をマーク。しかも馬券に絡んだ7頭に1番人気馬はおらず、大半が4~7人気での好走とお伝えしました。

今週のマーチSも競馬ラボのweb新聞で激アツ表示された、好成績コンビにご期待ください!