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【ドバイワールドカップデー】歴史的一夜に!日本馬が1日5勝の快挙!
2022/3/27(日)
ドバイSCを制したシャフリヤール
現地時間3月26日(土)、アラブ首長国連邦(UAE)のメイダン競馬場2Rで行われたゴドルフィンマイル(G2、ダ1600m、1着賞金58万米ドル)は、坂井瑠星騎手騎乗のバスラットレオン(牡4、栗東・矢作厩舎)が先手を奪うとそのまま後続を封じ切って優勝。勝ちタイムは1:36.03(良)。
2着には1.1/4馬身差でデザ-トウィズダム、3着には3.1/4馬身差でストームダメージが続いた。
日本から参戦したソリストサンダー(牡7、栗東・高柳大厩舎)は4着、フルフラット(牡5、栗東・森厩舎)は14着だった。
勝ったバスラットレオンは近走大敗続きであったが2度目のダート挑戦で変わり身を見せ、重賞2勝目を飾った。馬主は広尾レース、生産者は浦河町の三嶋牧場。
3Rで行われたドバイゴールドカップ(G2、芝3200m、1着賞金58万米ドル)は、C.ルメール騎手騎乗のステイフーリッシュ(牡7、栗東・矢作厩舎)が好位でロス無く立ち回ると直線2頭の叩き合いを制して優勝。勝ちタイムは3:19.64(良)。
2着には1/2馬身差でマノーボ、3着には2馬身差でアルマダーが続いた。
日本から参戦したヴェローチェオロ(牡4、栗東・須貝尚厩舎)は7着だった。
勝ったステイフーリッシュは前走レッドシーターフHに続いての勝利で海外重賞2連勝を飾った。馬主は社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。
5Rで行われたUAEダービー(G2、ダ1900m、1着賞金58万米ドル)は、D.レーン騎手騎乗のクラウンプライド(牡3、栗東・新谷厩舎)が最後の直線で先行馬を捉えて完勝。勝ちタイムは1:59.76(良)。
2着には2.3/4馬身差でサマーイズトゥモロー、3着には1.1/4馬身差でアイランドファルコンが続いた。
日本から参戦したレイワホマレ(牡3、栗東・高柳大厩舎)は6着、セキフウ(牡3、栗東・武幸厩舎)は8着、コンバスチョン(牡3、美浦・伊藤圭厩舎)11着だった。
勝ったクラウンプライドはデビューから2連勝で臨んだ前走ヒヤシンスSで6着に敗れていたが、見事中東の地で巻き返し重賞初制覇を飾った。馬主は吉田 照哉氏、生産者は千歳市の社台ファーム。
7Rで行われたドバイターフ(G1、芝1800m、1着賞金290万米ドル)は、吉田豊騎手騎乗のパンサラッサ(牡5、栗東・矢作厩舎)とL.デットーリ騎手騎乗のロードノースが3頭の激しい叩き合いの末1着同着となった。勝ちタイムは1:45.77(良)。
3着にはハナ差でヴァンドギャルド(牡6、栗東・藤原英厩舎)が続いた。シュネルマイスター(牡4、美浦・手塚厩舎)は8着だった。
勝った日本馬のパンサラッサは21年福島記念、22年中山記念に続いて重賞3勝目。G1は初制覇となった。馬主は広尾レース、生産者は新ひだか町の木村 秀則氏。
8Rで行われたドバイシーマクラシック(G1、芝2400m、1着賞金348万米ドル)は、C.デムーロ騎手騎乗のシャフリヤール(牡4、栗東・藤原英厩舎)が道中好位内でロス無く追走すると直線外から脚を伸ばし、後続の追い上げを振り切って優勝。勝ちタイムは2:26.88(良)。
2着にはクビ差でユビアー、3着には半馬身差でオーソリティ(牡5、美浦・木村厩舎)が続いた。
日本から参戦したユーバーレーベン(牝4、美浦・手塚厩舎)は5着、グローリーヴェイズ(牡7、美浦・尾関厩舎)は8着、ステラヴェローチェ(牡4、栗東・須貝尚厩舎)は9着だった。
勝ったシャフリヤールは21年日本ダービーに続いてG1は2度目の勝利。日本ダービー馬による海外G1制覇は史上初の快挙。馬主はサンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。
開催のメイン9Rで行われたドバイワールドカップ(G1、芝2400m、1着賞金696万米ドル)は、L.デットーリ騎手騎乗のカントリーグラマーが直線抜け出して優勝。勝ちタイムは2:04.97(良)。
2着には1.3/4馬身差でホットロッドチャーリー、3着には半馬身差で日本馬チュウワウィザードが続いた。圧倒的支持を集め大注目だったライフイズグットは直線半ばで失速し4着に敗れた。
●以下、その他の日本馬結果
4Rアルクオーツスプリント(G1、芝1200m、1着賞金87万米ドル)
エントシャイデン(牡7、栗東・矢作厩舎) 9着
ラウダシオン(牡5、栗東・斉藤崇厩舎) 12着
6Rドバイゴールデンシャヒーン(G1、ダ1200m、1着賞金116万米ドル)
レッドルゼル(牡6、栗東・安田隆厩舎) 2着
チェーンオブラブ(牝5、美浦・小笠厩舎) 4着
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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